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ナルニア国物語/第1章:ライオンと魔女

The Chronicles Of Narnia: The Lion, The Witch And The Wardrobe
2005/アメリカ/140分
出演:ジョージ・ヘンリー スキャンダー・ケインズ ウィリアム・モーズリー アナ・ポップルウェル ティルダ・スウィントン ジェームズ・マカボイ ジム・ブロードベント ジュディ・マキントッシュ リーアム・ニーソン 
監督:アンドリュー・アダムソン

偏差値:50.2 レビューを書く 読者レビュー(4)

かつて偉大なる王、アスランによって創造されたその美しい国は、
冷酷な白い魔女の支配により、春の来ない‘100年の冬’に閉ざされていた。

ドイツ軍の空爆が激化する第二次世界大戦下のロンドン—ペベンシー家の四人兄妹、無邪気な末っ子ルーシー、気丈に妹を励ます長女スーザン、親に見捨てられたと感じる次男のエドマンド、そして、長子として弟、妹たちを守る責任を負った長男ピーターは、母親と離れ田舎の古い屋敷に疎開する。
疎開先の広大な屋敷で、かくれんぼをして遊んでいる最中に、ルーシーは空き部屋のひとつに迷い込む。そこには荘厳な雰囲気を漂わせた衣装だんすが。その扉を開け、中に入るとそこは雪に覆われた森の中、ここはナルニア—もの言うふしぎな生きものたちと魔法が息づく神秘の世界—だったことを知る。この世界では、人間こそが伝説上の存在だった。
ナルニアは<白い魔女>の支配下にあり、恐怖が支配する永遠の冬に閉じ込められていた。古い予言によると人間の<4人の子供>がナルニアを救う救世主だという。伝説の王“アスラン”が帰還し、ナルニアに希望の光が射すが、次男のエドマンドは白い魔女に心を支配されてしまい一同は窮地に。ナルニア、そしてエドマンドを救うため全員が力をあわせて立ち上がる。人間対魔法の激しい戦いの末、<白い魔女>は倒され、ナルニアにふたたび春が訪れる。そして4兄弟は各々王として統治し、黄金期を築くのだった。