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アイアンマン

Iron Man
2008年/アメリカ/ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
出演:ロバート・ダウニーJr. グウィネス・パルトロー テレンス・ハワード ジェフ・ブリッジス 
監督:ジョン・ファブロー
http://www.ironman-movie.jp

偏差値:57.6 レビューを書く 読者レビュー(9)

上陸する─驚異の全世界メガヒットNo.1ムービー

2008年5月2日に全米4,015館で公開され、週末3日間で興行収入1億ドル突破を記録した『アイアンマン』。この驚異的な記録は、2008年度全米オープニング興行収入1位、さらに続編・シリーズものではない作品として、全米オープニング興行収入歴代2位を記録(因みに歴代1位は2002年公開の『スパイダーマン』)、全世界オープニング興行収入歴代3位を記録しメガヒット。またこの勢いは2週目も衰えることなく、全米で5,000万ドルを超える週末興行収入を記録。見事全米2週連続No.1を飾り、全世界でも3億4,200万ドルを稼ぎ出した驚異的メガヒット作『アイアンマン』が、9月いよいよ日本に上陸する。誕生する─世界最強のCEO『スパイダーマン』を生んだマーベルが新たに放つ『アイアンマン』の主人公は、巨大軍事企業の社長であり、天才発明家であり、スーパー・セレブのトニー・スターク。彼は、特殊能力を持っているわけでも、変身するわけでもない。彼の武器は、自らの手で開発し、アップグレードを重ねたパワードスーツだ。超人的なパワーと防護機能を兼ね備えた、それを装着したとき、“アイアンマン”は始動する!政府との取引で莫大な利益を上げ、パーティー三昧の生活を満喫するだけが経営者じゃない!とばかりに、最前線に飛び出すスタークは、型破り過ぎるほどの最高経営責任者(CEO)。そんな彼が高速飛行し、砲弾を避け、テロリストと対決するのだから、痛快と呼ぶにふさわしい。こんな社長、見たことないどころか、ある意味、理想の上司と言えるのではないか。もちろん、その戦いぶりを描いたアクションも迫力にあふれ、ステルス戦闘機とのめくるめくチェイスや、砲撃戦、そのさなかでのバトルといったスリリングな見せ場が連続。メカニックを装着する興奮と、これまで見たことがない戦闘形態の独創性に圧倒されるに違いない。

集結せよ─最高のスタッフ&キャスト

メガヒット超大作にふさわしく、豪華キャストが集結。“戦う社長”トニー・スタークには『ゾディアック』で改めて力量を示した演技派俳優ロバート・ダウニーJR.。彼しかトニー・スタークを演じられる役者はいないと思わせるほど、カリスマ性に加えて、人間的な強さも弱さも併せ持つ魅力的な主人公像を演じ切っている。また、『ハッスル&フロウ』のテレンス・ハワードが、スタークの親友でありビジネス・パートナーでもある軍人ローディ役を毅然と好演。『恋におちたシェイクスピア』のオスカー女優グウィネス・パルトローが、スタークの頼れる秘書ペッパー・ポッツに扮し、スタークとのロマンスの予感を漂わせる妙演を披露している点にも注目だ。さらに、ジェフ・ブリッジスがスターク・インダストリーズのキレもの最高幹部オバディア・ステインに扮し、スキンヘッド姿で強烈な印象を残す。製作にアヴィ・アラド、製作総指揮にスタン・リーという、『スパイダーマン』シリーズをはじめ数々の大ヒット作を生み出したマーベル鉄壁の布陣の下、監督に抜擢されたのは、『ザスーラ』のジョン・ファヴロー。主人公の心の軌跡をドラマの主軸に置きながらダイナミックなスペクタクルを連ねる、エンタテインメントのツボを心得た演出は絶品だ。

始動せよ─アイアンマン

新時代のヒーローは突然変異や何かの偶然で生まれるのではない。人間によって、それは造られるのだ。全米で有名なWEBサイト“ロッテン・トマト”では「95%」と驚異的な支持率を記録(『スパイダーマン』シリーズでも93%の支持率)。また“ボックス・オフィス・モジョ”でも『ロード・オブ・ザ・リング』『スター・ウォーズ』のAマイナスの評価を超え、最高ランクのAを獲得。さらに米ヤフー・ムービーでも今年最高の支持率を記録し、スーパーヒーロー映画の歴代1位の支持率を獲得した『アイアンマン』がアメコミ・ムービーの歴史を塗り替える!『アイアンマン2(仮題)』が2010年4月30日に全米公開されると発表され、早くもシリーズ化が決定した本作が、日本で始動する。

STORY

実業家であり天才的な発明家でもあるトニー・スターク(ロバート・ダウニーJR.)は、米国政府と契約を結ぶ大企業スターク・インダストリーズのCEO。武器開発の分野をリードする彼は、政府とのパイプ役を務める親友の軍人ローディ(テレンス・ハワード)とともに、新型兵器の実験のためにアフガニスタンへ飛んだ。デモンストレーションは大成功。自信に満ち溢れたスタークは向かうところ敵なしに見えた。しかし、そのとき事件は起こった。武装テロ集団が実験場を襲撃。周囲は銃撃と爆破に包み込まれ、スターク自身も爆発に巻き込まれてしまう。テロ集団に拉致され、拘束されたスタークは、同じく監禁されている医師インセン(ショーン・トーブ)による治療を受け、心臓を生かすための人工心臓を移植され一命を取り留める。テロ一味のリーダー、ラザ(ファラン・タヒール)が、スタークを拘束したのは、スターク・インダストリーズの最新・最強兵器ジェリコ・ミサイルを、彼に製造させようとしていたからだった。ラザに見せられたアジトの風景に驚愕するスターク。彼が目にしたのは、テロ集団の兵器として使用されている、彼自身が開発した兵器の数々だった。スタークはラザの目を盗み、ミサイルを造るふりをして、まったく違うモノの製造を試みる。それは飛行可能な着脱式パワードスーツ【マークI】であった。敵の隙を突き、インセンの命懸けの協力の元、スタークはこのパワードスーツで脱出に成功する。パワードスーツは全壊するも、体と心に深い傷を負いながら、なんとか帰国を果たす。スターク・インダストリーズに戻ったスタークは、彼の留守中に会社を取り仕切っていた幹部役員オバディア・ステイン(ジェフ・ブリッジス)の反対を押し切り、兵器産業からの撤退を発表する。世間の話題が渦巻く中、全幅の信頼を置いている秘書ペッパー・ポッツ(グウィネス・パルトロー)やローディの協力を得て、自宅の作業部屋にこもって新たなパワードスーツの開発に熱意を燃やすスターク。やがてそのパワードスーツは、戦闘機並みの飛行能力などを備えた【マークII】を経て、ついには赤と金に輝く【マークIII】へと進化を遂げる。「俺は、自分が開発した兵器で苦しんでいる人々を救いたい」。スタークは世界に不和をもたらす悪との戦いを決意する。しかし彼の気づかぬうちに、恐ろしい陰謀は足元から進行していた…。

配給:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
9月27日(土)より日劇3ほか全国ロードショー

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