Dark City
1998/アメリカ/100分
出演:ルーファス・シーウェル キーファー・サザーランド ジェニファー・コネリー ウィリアム・ハート リチャード・オブライエン イアン・リチャードソン ブルース・スペンス コリン・フリールズ メリッサ・ジョージ
監督:アレックス・プロヤス
製作:アンドリュー・メイソン/アレックス・プロヤス
製作総指揮:マイケル・デ・ルカ/ブライアン・ウィッテン
脚本:アレックス・プロヤス/レム・ドブス/デヴィッド・S・ゴイヤー
撮影:ダリウス・ウォルスキー
音楽:トレヴァー・ジョーンズ
(データベース登録者:frost)
偏差値:52.1 レビューを書く
ハードボイルドSF [64点]
このレビューはネタバレを含みます
以前テレビの深夜放送か何かで見た記憶あり。ラストシーンとかうっすら覚えてました。今回初めて真面目に最初から見てみました。
すごくハードボイルドなSFという感じ。というか、SF映画ぽさよりも、ハードボイルドなフィルムノワール映画を見ている感じ。だから前半はなかなか面白かったのですが、町がにょきにょき変わるところからついて行けなくなりました。
僕はSFといったら、物理的なリアルにはこだわる方でして、SFファンとして、これはやりすぎかと。なんでかな。あの敵の雰囲気がセンスないというか、子供だましな感じがするんですよね。あくまで僕の感覚の問題ですが。
しかし、ラスト近くから、町というものがいったいなんなのかがわかってきて、そこからSF哲学的な味わいが出てきて、なかなか面白くなってきました。この世界で生き抜いていく主人公の生き様が結構ほれぼれさせます。
ラストシーンは、ずっと夜のシーンをみせられてきたので、太陽が本当に綺麗。「アヴァロン」のラストシーンみたいに太陽が鮮烈でした。海も綺麗ですけど、あの後ろの壁がシュールでいいですね。
2009/02/11 03:08