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ホビット 思いがけない冒険

2012/アメリカ/ワーナー・ブラザース映画
出演:イアン・マッケラン マーティン・フリーマン リチャード・アーミティッジ ジェームズ・ネスビット ケン・ストット アンディ・サーキス 
監督:ピーター・ジャクソン
http://www.hobbitmovie.jp

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21世紀の幕開けと共に、数々の伝説を打ち立てた『ロード・オブ・ザ・リング』3部作。発行部数1億を超えるJ.R.R.トールキンによる熱烈な崇拝者を持つ3部作の映画化として、サウロンの指輪を破壊するために旅立つ仲間たちの絆は全世界を夢中にさせ、深い感動で包んだ。そして、『ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還』で、アカデミー賞史上最多となる、最優秀作品賞を含む11部門全て獲得という偉業を成し遂げたピーター・ジャクソン監督が、今度は『ロード・オブ・ザ・リング』で描かれた中つ国の60年前を舞台にした「ホビットの冒険」の完全映画化に挑む!

ホビット族のビルボ・バギンズは魔法使いガンダルフに誘われ、13人のドワーフたちと共に、恐るべきドラゴン“スマウグ”に奪われたドワーフの王国を取り戻す危険な冒険に思いがけなく加わることとなる。彼らは、凶暴なアクマイヌ、そして謎の魔術師たちがうごめく危険な荒野や、ゴブリンが潜むトンネルを抜けていかねばならない。ビルボはそこで、彼の人生を変えてしまう生き物ゴラムと出会い、彼には知る由もない中つ国の運命を握る<指輪>を手に入れるのだが…。

イアン・マッケランが力強く心優しい魔法使いガンダルフとして戻ってくるほか、主人公ビルボ・バギンズをマーティン・フリーマン、ドワーフの指導者トーリン・オーケンシールドをリチャード・アーミティッジが演じる。また、『ロード・オブ・ザ・リング』3部作から、不死の種族エルフの王妃ガラドリエルとしてケイト・ブランシェット、さけ谷の“さいごの憩”館の聡明なエルフ族の主人エルロンドとしてヒューゴ・ウィーヴィング、指輪に魅入られたゴラムとしてアンディ・サーキス、勇気溢れるホビットのフロドとしてイライジャ・ウッドらが再び登場。

撮影は最先端のカメラと音響技術を駆使してデジタル3D※でウェリントンのストーン・ストリート・スタジオを中心にニュージーランド周辺で行い、今年7月上旬に226日に渡る撮影が終了。第1部『ホビット 思いがけない冒険』は12月14日(金)公開、第2部『ホビット スマウグの荒らし場』は2013年12月13日(金)公開、第3部『ホビット ゆきて帰りし物語』は2014年7月18日(金)に公開を予定。

※HFR 3D(ハイ・フレーム・レート3D)で撮影。HFR 3Dとは、従来の映画は毎秒24コマでの撮影だが、倍の48コマ撮影を可能にした『ホビット』で導入される業界初の新技術。3D映画が48コマであればより鮮明に、スピーディーな動きとなり、映像にこだわるジャクソン監督ならではの映像革命が起こりそうだ。


第1部『ホビット 思いがけない冒険』
12月14日(金)丸の内ピカデリー他全国公開!
3D&2D同時公開 HFR 3Dも公開(※一部劇場にて)
第2部『ホビット スマウグの荒らし場』
2013年12月13日(金)全国公開!
第3部『ホビット ゆきて帰りし物語』
2014年 7月18日(金)全国公開!

HFRで撮影 ピーター・ジャクソン『ホビット 思いがけない冒険』を語る

HFRで撮影 ピーター・ジャクソン『ホビット 思いがけない冒険』を語る

2012年12月1日(土)、ホテルオークラ東京にて、『ホビット 思いがけない冒険』の来日記者会見が行われ、出演のマーティン・フリーマン、リチャード・アーミティッジ、イライジャ・ウッド、アンディ・サーキス、そしてピーター・ジャクソン監督が出席した。