ラム・ダイアリー
The Rum Diary
2011/アメリカ/120分
出演:ジョニー・デップ アーロン・エッカート マイケル・リスポリ アンバー・ハード リチャード・ジェンキンス ジョバンニ・リビシ
監督:ブルース・ロビンソン
製作:グレアム・キング
原作:ハンター・ンプソン
脚本:ブルース・ロビンソン
撮影:ダリウス・ウォルスキー
美術:クリス・シーガーズ
衣装:コリーン・アトウッド
(データベース登録者:ソーヤ)
偏差値:57.5 レビューを書く
意外な拾いもの! [75点] [参考:1]
この作品、あちこちのサイトの口コミであんまり「受けが良くない」ので、大して期待もせず観たのですが・・・こりゃ、オモシロイじゃないですか!!私にとっては意外な拾いものでした。
本作は、ズバリひとことで云うと、フェリーニの『青春群像』の“ファッショナブル・バージョン”・・・な~んて例えたら褒めすぎかしら。要するに、一人の青年が、南国プエルトリコを舞台に、地元の零細新聞社の同僚たちと繰り広げる、酒と女の乱痴気騒ぎの日々。そんでもって、クローネンバーグの『裸のランチ』風味もちょこっと振りかけて・・・そんな印象です。
たしかに、ジョニデが若者役を務めるには、いささか「とうが立ち過ぎてる」感は否めない。また、意外なことにヒロイン役のアンバー・ハードも全然魅力なしで、せっかくのナイスバディを持てあまし気味(笑)。
しかし、ジョニデお得意の、ややコミカル風な「演技」がたっっっぷり拝めるし、車、ファション、町並、どれをとってもまるで絵に描いたような風光明媚とユルさにあふれ、飽きさせません。
これは、ぜひオススメですよ!!!
2012/07/17 02:17
ソーヤ
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