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マイウェイ 12,000キロの真実

2011/韓国/CJ Entertainment Japan、東映/145分
出演:オダギリジョー チャン・ドンゴン ファン・ビンビン 
監督:カン・ジェギュ
脚本:ウィル・レイサー
http://myway-movie.com

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日本、ソ連、ドイツ 3つの軍服を着て戦うことになった数奇な二人の運命。
アジアからノルマンディーまで、12,000キロを生き抜いた、真実の物語

アジアからノルマンディーまでを生き抜いた壮絶なる人生。これは、一枚の写真から始まった真実の物語。1944年、第二次世界大戦、末期。ノルマンディー上陸作戦後、ドイツ軍捕虜の中に一人の東洋人が発見された。誰一人として彼の話す言葉はわからない。連合軍の尋問を受けた彼が語り始めたのは、信じられない物語だった・・・。

1928年、日本統治下の朝鮮。かたくなに国を信じた日本人・辰雄(オダギリジョー)と、まっすぐに夢を信じた朝鮮人・ジュンシク(チャン・ドンゴン)。決して交わることのない、憎しみ合う二人は、運命のいたずらで日本、ソ連、ドイツと三つの軍服を着て戦うことになる。いったい彼らに何が起こったのか?そして、極限状態の中、彼らは何故生き抜く事が出来たのだろうか?捕虜となり、戦いながら、アジアからノルマンディーまで12.000キロの旅で何を見たのか?全てを失ってもまだ、生きる道“マイウェイ”を見失わない希望と感動の物語。

★日本、ソ連、ドイツ、三カ国の軍服を着て闘い続けた二人―、実在する1枚の写真から始まった「実話」を元にした物語
本作は、アメリカ公文書館に保管される第二次世界大戦に関する資料の中から発見された一枚の写真から生まれた。そこに写る一人の東洋人は、日本、ソ連、ドイツと3つの軍服を着て戦い、アジア(韓国)からノルマンディー(フランス)まで辿り着いたというのだ。このエピソードが『シュリ』『ブラザーフッド』で世界に感動を与えたカン・ジェギュ監督の心を動かし、監督独自のイマジネーションを加え、時代によって翻弄された二人の主人公の感動と絆の物語が生み出された。

★映画史上最大のスケールで贈る、世紀のプロジェクト
5年間、12,000キロの旅という壮大なスケールを映像化するため、ロケハンには地球一周分の移動を費やし、アジアからヨーロッパまで、撮影日数240日に及ぶ大陸横断撮影を敢行。世界16ヶ国から集結したスタッフ、キャストは7000人以上。ハリウッド映画のスケールも超えた本作は、今までに体験したことのない驚きの映像と感動を心に残すことになる。

★『プライベート・ライアン』の迫力×『ショーシャンクの空に』の感動!
本作の重要な要素である戦闘シーンの撮影には、『プライベート・ライアン』『レッドクリフ』を手がけたチームも参加。今まで体験したことのない、迫力の映像が完成した。特に本作のラストを飾る”ノルマンディー上陸作戦“の撮影シーンは、かの地によく似た地形をラトビアに見つけ、3ヶ月かけて塹壕と要塞を建築。2,300人以上のエキストラを投入して撮影された。
そして、このリアルな戦闘シーンは、主人公二人の感情さえもリアルに表現し、誰も想像できない、感動のラストを盛り上げる。
本作は、観るもの全てにとって、心に残るかけがえのない1本として記憶される映画になるだろう。

2012年1月14日(土) 全国公開

韓国映画史上最高の製作費『マイウェイ 12,000キロの真実』

韓国映画史上最高の製作費『マイウェイ 12,000キロの真実』

2011年12月19日(月)。カン・ジェギュ監督、チャン・ドンゴン、ファン・ビンビンが来日。オダギリジョーと共に記者会見に出席した。