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コンテイジョン

Contagion
2011/アメリカ/ワーナー・ブラザース映画/106分
出演:マリオン・コティヤール マット・デイモン ローレンス・フィッシュバーン ジュード・ロウ グウィネス・パルトロー ケイト・ウィンスレット 
監督:スティーヴン・ソダーバーグ
http://www.contagion.jp

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空港の国際線ロビー。バーにあるスナック菓子のボウルに手を伸ばした旅行者がクレジットカードをウェイターに渡す。街のどこか。数人の男女が握手を交わして商談が始まる。混雑したバスの中。ひとりの男が咳き込む……。

1回の接触。ほんの一瞬。それだけで恐ろしいウイルスに感染する。香港出張からアメリカ/ミネソタ州ミネアポリスに戻ったベス・エムホフ(グウィネス・パルトロウ)は、体調の悪さを単なる時差ボケだと思った。だが病状はどんどん悪化し、2日後には彼女はERで息を引き取る。突然のことにショックを受け、悲しみに暮れる夫(マット・デイモン)に対し、医者たちは何がベスを死に至らしめたのかを説明することができない。そしてまもなく、ほかの人々にも同じ謎の症状が出始める。苦しい咳と熱、その後は痙攣、脳内出血……そして最後には、死。ミネアポリス、シカゴ、ロンドン、パリ、東京、そして香港で、患者の数は急激に増えていく。

1人が4人に、そして16人、何百人、何千人に……。人間は1日を過ごす間に無数の人々と何らかの形でかかわり合う。謎のウイルスは瞬く間に州境を、国境を越えて広がっていった。パンデミック――伝染病の世界的流行――勃発。

米国疾病対策予防センター(CDC)では、変異を続ける特異な病原体の遺伝子情報を突き止めるために研究員が総動員される。副所長のチーバー(ローレンス・フィッシュバーン)は、家族を案じながらも、広がっていくパニックを抑えようと苦心し、勇気ある若いドクター(ケイト・ウィンスレット)を危険を承知で感染地区に送り込まなければならない。

また、新しいワクチンの効果に対して疑惑の声が上がり、そのうえ、その投与の順番をめぐって争いが起こるなか、世界保健機関(WHO)のドクター・レオノーラ・オランテス(マリオン・コティヤール)は、初期の感染者のつながりを探り、この新型ウイルスの起源を突き止めようとする。

そして死者数が急増し、崩壊していく社会で人々が自分と愛する者を必死に守ろうとするなか、ある過激なブロガー(ジュード・ロウ)が大衆は真実を知らされていないと主張し、人々の心に被害妄想と恐怖を植えつけていく。その“感染力”はウイルスそのものと同じくらいの脅威だった……。

2011年11月12日(土)新宿ピカデリー 他 全国ロードショー

スティーヴン・ソダーバーグ監督来日 『コンテイジョン』記者会見に出席

スティーヴン・ソダーバーグ監督来日 『コンテイジョン』記者会見に出席

11月10日(木)、スティーヴン・ソダーバーグ監督が、グランドハイアット東京で行われた『コンテイジョン』の記者会見に出席した。『コンテイジョン』は、伝染病の世界的流行を豪華キャストで描いた作品である。