ちょっと違う切り口の映画ニュースをお届けするウェブマガジン


エイリアン・ビキニの侵略

Invasion of Alien Bikini
2011/韓国/キングレコード・太秦/75分
出演:ホン・ヨングン ハ・ウンジョン チェ・ヨンジョ ジョ・ワンヨン ソ・ビョンチョル キム・ヒョンテ キム・ソンミン 
監督:オ・ヨンドウ

偏差値:--.- レビューを書く 読者レビュー(0)

2011年ゆうばり国際ファンタスティック映画祭 グランプリ受賞作品
2011年プチョン国際ファンタスティック映画祭 正式出品
2011年シッチェス・カタロニア国際映画祭 正式出品
2011年オースティン映画祭 正式出品
2011年バンクーバー国際映画祭 正式出品
2011年ストックホルム国際映画祭 正式出品
2011年シネマデジタルソウル映画祭 正式出品
2011年パリスコリアン映画祭 正式出品
2011年香港インディベア映画祭 正式出品

地球の運命は一人の男に託された……。

『SUPER8/スーパーエイト』、『世界侵略:ロサンゼルス決戦』、『カウボーイ&エイリアン』等、地球を狙うエイリアンたちが様々な星から飛来し、我々の生活を脅かしている。そして、お隣・韓国にも地球を滅亡へと陥れる恐ろしいエイリアンがやってきた。そのエイリアンとは、ビキニを着た美女。彼女が求めているのは、純潔の精子。そして、一人の男に狙いを定めた。ひとり立ち向うのは、30年間童貞のピュアな青年・ヨンゴン。生涯にたった一日だけ子供の産める体となった美女エイリアンは、純潔の精子を手に入れるため、あらゆる手段を使って襲い掛かる。誘惑に負けることは地球滅亡を意味する。刻々と過ぎる24時間というタイムリミットのなか、真に愛する人に出会うまで己の貞操を誓ったヨンゴンは、美女エイリアンの誘惑に耐え、地球を守ることができるのか。奇想天外なアイディアと鮮烈なビジュアルセンスで描く、誰も観たことのないSFサバイバル・ムービー、それが『エイリアン・ビキニの侵略』だ。

 美女エイリアンを体当たりで演じるハ・ウンジョンのセクシーな魅力、ピュアな青年を演じるホン・ヨングンがノースタントで挑む壮絶なテコンドー・アクション、VFXを駆使して描かれる独創的なイマジネーションの嵐、SF、ホラー、コメディ、サスペンス、そして、愛……娯楽映画のすべてを詰め込み、観客をとことん楽しませ感動させる本作は全方位型の極上エンターテインメントと言えるだろう。 

低予算を全く感じさせない映像センスで本作を手掛けたのは新鋭オ・ヨンドウ。1975年生まれのヨンドウ監督は1995年から映画業界で働き始め、2007年、『クリスマスを切る』で監督デビュー。翌年、所属する映像製作集団キノマンゴスチンが自主制作したオムニバス・ゾンビ・ホラー『隣のゾンビ』で、第1話と2話の演出を担当した(ちなみに主演のホン・ヨングンも第5話と6話の演出を担当)。『隣のゾンビ』はプチョン国際ファンタスティック映画祭で観客賞、審査員特別賞を受賞し、これがきっかけとなって、ヨンドウ監督は韓国インディーズ映画界の雄として高い評価を得ることとなる。

 本作は『隣のゾンビ』に続く、キノマンゴスチンの第2回作品として自主制作され、2011年ゆうばり国際ファンタスティック映画祭のオフシアター・コンペティション部門に出品されるや、同部門に応募された347作品の中からノミネートの一本に選ばれ、さらに審査員である林海象監督、『チェイサー』のナ・ホンジン監督ら、錚々たるメンバーからの大絶賛を受け、見事グランプリを獲得。しかも、同部門のグランプリ受賞作としては初の外国作品という快挙を成し遂げた。ゆうばりからは『マイ・バック・ページ』の山下敦弘、『さんかく』の吉田恵輔、『SR サイタマノラッパー』の入江悠ら、新進気鋭の映画監督たちが毎年飛び出しているだけにヨンドウ監督の今後にも期待が高まる。監督は現在、映画祭の支援により次回作を製作中。本作はシッチェス・カタロニア国際映画祭他、世界各地の映画祭への出品も決定している。韓国、日本のみならず、世界へ羽ばたこうとしているヨンドウ監督にとって本作は出世作となるに違いない。

 男女が簡単に肉体関係を結んでしまう現代社会。愛を求め、それ故に愛なき営みを繰り返す現代人たち。愛に飢えた者たちよ、地球の命運を賭け、己の貞操を守る男の生死をかけた戦いに刮目せよ!!

【ストーリー】
テコンドーの腕前を生かし、街の治安を守っている男・ヨンゴン。彼は自分の身を省みず、今日も街のパトロールをしていた。そんな時、4人の男に追いかけられ、暴行を受ける女性の姿が! 理不尽な暴力をヨンゴンは絶対に許さない。彼はさっそく得意のテコンドーで助けに入った。釈明しようとする男たちだったが、ヨンゴンは耳を貸さない。女性に暴力を振るう男など、俺の蹴りで断罪する!! ヨンゴンは男たちを問答無用で蹴散らすと傷付いた女性を介抱するため、自宅へと連れ帰った。
 彼女の名前はハ・モニカ。清楚だがミステリアスな雰囲気の美女。しかし、純潔の誓いを立て、30過ぎてもなお童貞を守り通してきたヨンゴンにとって、女性との会話は未知の領域。自慢のお手製健康茶をふるまうも、やんわりと断られてしまう始末。それでも試行錯誤しながら会話をするうち、モニカはヨンゴンに心を許し始めた。ゲームをしながら2人のムードはますます盛り上がり、気付けば、モニカのほうから積極的にアプローチ。自ら服を脱ぎ捨て、ビキニ姿になるモニカ。童貞のヨンゴンにはあまりにも刺激が強すぎる光景だ。さらなるお色気攻撃にヨンゴンは己の欲望を解放しようとするが、純潔の誓いを思い出し、その劣情を必死に抑える。次の瞬間、モニカの背骨が飛び出し、ヨンゴンの首を絞め、さらに気を失った彼をロープで縛り上げた!
 目を覚ましたヨンゴンにモニカは言う、「30年間大事に守られてきた純潔の精子が必要なの……」
 なんと、彼女はエイリアンだったのだ!! 生涯で一日だけ子供の産める体となる種族で、おりしも今日がその日だという。しかし、彼女が子供を産むとそれが原因で地球が滅んでしまう!! さらなる作戦を試みるモニカ。刻々とせまるタイムリミット。果たして、ヨンゴンはその誘惑に耐えられるのか…。

10/22(土)よりシアターN渋谷 他全国順次公開


エイリアン・ビキニの侵略

(C)kinomangosteen

シネマコミュニティ



最新の記事