ちょっと違う切り口の映画ニュースをお届けするウェブマガジン


Mars Needs Moms
2011/アメリカ/ディズニー/89分
出演:セス・グリーン ジョーン・キューザック ダン・フォグラー エリザベス・ハーノイス 
監督:サイモン・ウェルズ
http://www.disney.co.jp/movies/miro3d/

偏差値:61.7 レビューを書く

ドキドキワクワク冒険SF [80点]

このレビューはネタバレを含みます

 前から思ってたけどフルCGアニメはすごい。何がすごいって表情がすごい。表情豊かでぬるぬる動いてすごいし、背景とかもうどこまで書き込んでるんだって感じ。額のしわとか細かいとこまで。
 
 ガラスとかあの透明感、どうやってるんだろう。髪の毛とかのゆらゆらも。あと、光。光とか考え出すと止まらない。影とかの計算とか。序盤で真夜中に草むらかきわけていくシーンがあるんだけど、月の光が上から照らしてる。その光がつくる影とかもう実写と変わらないじゃない。実写の映像加工したりして作るのだろうか。

 EDのスタッフロールで製作現場が流れてたけど役者がモーションキャプチャつけて演技してるんだよね。CGの方が手間かかってるじゃない。

 実際にマイロを実写で背景だけCG使う作品とかできそうだけれども、フルCGアニメでしかでない味ってあるとおもう。コミカルな表情とかエイリアンの不気味な容貌でありながらも愛らしいところとかアニメだから許されてるところもある気がする。

 内容としては王道って言ってもいいのか。母親がが火星人にさらわれて、母親を助けるまでの冒険が主軸。
 そこにいくまでに同じ地球人と出会ったり、火星人の協力者を得たり、成長したり。オーソドックスだね。
 最後はハッピーエンド。おしまい。後腐れもなく終わって爽快な映画でした。

2011/05/02 10:19

apple

参考になりましたか?