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Tangled
2010/アメリカ/ディズニー/101分
出演:マンディ・ムーア ザカリー・リーヴァイ 

監督:バイロン・ハワード、ネイサン・グレノ
http://tounoue.jp

偏差値:59.0 レビューを書く

アニメ史上、最高に美しいシーン [99点] [参考:1]

このレビューはネタバレを含みます

高い森の塔に悪女に幽閉されていた孤独な少女ラプンツェル。
彼女には自由に操ることができる魔法の長い髪を持っていた。
18歳の前日、毎年彼女の誕生日に現れる夜空に舞う不思議な灯りを見たくて、ラプンツェルは、彼女の前に突然現れた、お尋ね者のフリンを道案内に、その灯りを見に行こうとし初めて塔の外に出る。

生まれて初めて塔から地上に降りた時のラプンツェルの驚きとこの上ない喜び。
「ああ、なんて塔の外は素晴らしいんでしょう!」

母(本当は誘拐女)からの束縛から解きはなれて自由の身になったラプンツェルが出会う様々な人々の友情や恋などを織り交ぜた極上のファンタジーだ。

もうラプンツェルが可愛すぎる!

愛らしい顔に見事なまでの黄金の滝糸のような長い髪。

ラプンツェルの髪は自由自在に竜のごとく、しなやかに動く、動く!
まるで髪だけで生きる意志を持つかのようにうねるし、飛ぶし、はねるし、もうざわざわとうごめいているかのよう。

まさにアニメーションならではの生きた髪の芸術魔法だ。

そして、究極はラプンツェルが歌いだすと、金色の輝きを放ちどんなケガも治してしまう永遠の命を与える。

そんな美しい髪を持つラプンツェルを見ているだけで私はワクワクドキドキしてしまった。

そして圧巻だったのは、夜空に無数の不思議な灯りのシーン。

この灯りの正体は、王様とお妃様、そして国民たちが赤ん坊の時にさらわれた王女(ラプンツェル)のために紙のランタンに火を灯して国中で飛ばしている。

この灯りのシーンは、もうね~、言葉が出てこない。
綺麗なんだよ~。
とにかく、ただただ美しい~。
もう、ため息しかでなかった。
こんな美しいシーン(映像)を、よくぞディズニーは描いたと思う。

その灯りを見にラプンツェルとフリンが夜空を小船から見る。
いつしかランタンが、夜空から舞い降りて、やがて二人の間に幾重にも落ちてくる。
ランタンの光り輝く中で見つめ合う二人。

そう。こんな美しい風景で男と女が見詰め合ったら恋に落ちるのは必至だろう。

空に湖にと、無数のランタンの光の洪水の世界。
夢のように美しいシーンである。

ああ、失敗した。
これはぜひ、大きなスクリーンで見たかったとTVのオンデマンドで見て私は後悔してしまった。

今まで「美女と野獣」が一番ディズニー映画でお気に入りだったけど、それに匹敵するかのように「塔の上のラプンツェル」の映像は最高に素晴らしかった。
やっぱり髪は女の命だね(笑)。

2011/07/23 22:09

ちりつも

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