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世界のどこにでもある、場所

2011/日本/グアパ・グアポ/97分
出演:熊倉功 丸山優子 坂田鉄平 松村真知子 大関真 大竹浩一 柳田衣里佳 野添義弘 佐原健二 水野久美 
監督:大森一樹
音楽:かしぶち哲郎
http://sekadoko.jp

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本作は、キネマ旬報、報知映画 賞など数々の映画賞を受賞した本格医療映画『ヒポクラテスたち』(80)から、怪獣映画の傑作『ゴジラ VS キングギドラ』(91)、さらには SMAP 主演 の『シュート!』(94)まで、良質のエンタテインメント映画をコンスタントにつくり続ける大森一樹監督が 10 年掛けて実現させた意欲作。

丘の上にある寂れた遊園地と動物園。そこへ詐欺容疑で指名手配中の男が逃げ込んでくる。男を出迎えたのは、動物と会話する女、話のスケールの大き過ぎる老人に、ゲリラと戦う兵士たち。実は彼らは神経科クリニックの患者で、壮絶な経験によって負った心の傷を、園内で思い思いに過ごすことによって癒しているのだった。やがて患者たちの妄想が妄想を呼び、警察や裏社会の人間をも巻き込んだ一触即発の事態が発生。誰がまともで、誰がおかしいのか?男の運命は!?

2 月 26 日(土)より、 シネマート新宿、ヒューマントラストシネマ渋谷にてロードショー、 全国順次公開