唐山大地震 -想い続けた32年-
2010/中国/松竹/135分
出演:シュイ・ファン チャン・チンチュー リー・チェン チェン・ダオミン
監督:フォン・シャオガン
中国映画歴代最高興収樹立 本年度アカデミー賞 中国代表作品
『アバター』を超えた!総動員数2000万人!
1976年に実際に起こり、死者24万人、重傷者16万人という被害を出した【20世紀最大の震災】、唐山大地震を舞台に、地震により運命づけられたある家族の姿を、中国NO.1のヒットメーカーであり、米・雑誌NEWSWEEKが「中国のスピルバーグ」と評するフォン・シャオガン監督(「女帝[エンペラー]」「狙った恋の落とし方。」)が描いた感動作です。本年7月に中国で公開され、あの『アバター』を超える約4億6000万円(約3620万元)のオープニング興行成績を打ち立て、3週連続1位を記録。総興行収入80.5億円(6.6億人民元)総動員数2000万人(7/22~9/19累計)という中国映画の歴代最高興収記録を樹立。さらに、本年度アカデミー賞外国語映画賞中国代表にも選出され、既に公開している海外のメディアからも「最もヒューマニズムと情感に富んだ力作だ」(HOLLYWOOD REPORTER)と大絶賛の声があがっている。
STORY: 1976年7月28日深夜。中国河北省唐山市。貧しいながらも幸せな生活をおくっていた父、母、そして双子の娘・息子の家族にマグニチュード7.8の地震が襲う。父は家に取り残された二人の子供を助けようと家に飛びこむが、建物の倒壊に巻き込まれ命を落とす。翌朝、一人きりになり、絶望の淵にいる母親の元に、子供たちが瓦礫の下で奇跡的に息をしている事が伝えられる。力を合わせ、救助活動をする近隣の人々。「両方の子供を救って…。」と懇願する母親。だが時間は迫り、救出できるのは片方だけという、あまりにも過酷な選択をしなければならなくなる。「息子を…」泣き崩れる母親。そして、その消え入るような声は娘の耳にも届いていた。
そして時は流れ、娘の死を思い続けながら母親は生きていた。そして絶望的な状況から奇跡的に生き延びていた娘も養父母の元、成長していた。32年の時を経て、親子の運命が大きく動き出す。
※唐山大地震※ 1976年に中国河北省の工業都市・唐山市で起こったM7.8の直下型地震。死者24万人、重傷者16万人、震災孤児4200人以上という未曾有の被害を出し、たった23秒間の揺れで100万都市が完全に壊滅した20世紀最大の震災
2011年3月26日(土)全国ロードショー