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2010/日本/東宝/138分
出演:木村拓哉 黒木メイサ 柳葉敏郎 緒形直人 西田敏行 高島礼子 堤真一 橋爪功 池内博之 マイコ 矢柴俊博 波岡一喜 山崎努 
監督:山崎貴
http://yamato-movie.net/

偏差値:51.2 レビューを書く

全世代が楽しめる映画です [75点] [参考:3]

このレビューはネタバレを含みます

バリバリのヤマト世代(40代)にとって、キャストを聞いた時は、え?マジ。
メイサさんに……木村君かぁ。
うっかりコンサートに行ってもSMAPメンバーが出る映画は、草薙君のしか見ないんだよね。
(私は「貝になりたい」は中居君ファンなのに見なかった)
このヤマト、はっきり言えば西田敏行さんと柳葉敏郎さん、高島礼子さんの演技とVFXを見に行きましたが、
意外とアリです!

実際、映画を見終わった後、古代進役が木村拓哉であった点についてあまり違和感は感じませんでした。
(髪型は変えていただいてもよかったかもしれませんが(笑))
小物はしっかり現代工業デザインにのっとった、ありえそうなフォルム。
アニメの本放送や再放送を見ちゃった世代のハートを掴むアニメのヤマトっぽい演出に、
海外に出すつもりだな。と突っ込みを入れたくなるベタな脚本(外さないという点では、とても大事です、ハイ)。

昔ながらの王道ヤマトを主題に、今風テイストのデコレーション(演出や設定)で仕上げています。

ただガミラスとイスカンダルをどう思うか、
評価が分かれるところだと思いますが、
私は原作に忠実すぎなかった分、オマージュ作品として楽しめてよかったと思います。


逆にヤマトを知らない世代の方には、
日曜朝のヒーロータイムをうっかりみちゃったり、
仮面ライダーNEXT、実写版デビルマンがアリだったり、
ベクシルのようなアニメが好きな方には向いていると思います。

2010/12/08 20:25

ふみ

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