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Re:Play-Girls リプレイガールズ

2010/日本/タケヤ/94分
出演:外岡えりか 佐武宇綺 佐藤さくら 小泉麻耶 かの夏帆 三浦萌 小林香菜 藤沢玲花 真知りさ 水野神菜 早麻ひかる 藤波心 遠藤舞 大坂俊介 
監督:Yuki Saito
撮影監督:Teruhisa Yoshida
アクション監督:鈴村正樹
撮影:加藤哲宏
主題歌:SEX MACHINEGUNS
http://www.rpg-movie.jp/

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豪華キャスト陣が『自殺』というテーマに正面から挑む
本作『Re;Play-Girls リプレイガールズ』は、“思春期の自殺”という現代社会が抱える重いテーマと真正面から向き合った作品である。そのテーマに挑んだのは主役の外岡えりか(アイドリング!!!)はじめ、佐武宇綺(9nine/ミスマガジン2009)、佐藤さくら(ミスマガジン2008)、小泉麻耶(日テレジェニック2009)、小林香菜(AKB48)など、まさに旬なアイドルたちの豪華競演がここに実現した。普段のにこやかな笑顔とはうって違い、本作中では生きるために武器を持ち生死をかけた戦いに挑む。彼女たちがアクション監督鈴村正樹(『片腕マシンガール』『ロボゲイシャ』)の指導のもとスタント無しで挑んだアクションシーンも見どころのひとつ。そんな華やかな女優陣の間でひときわその存在感を示すのは、映画や舞台で活躍中の注目俳優・大坂俊介。自殺案内人として彼女たちに死を迫る難しいキャラクターを見事に演じている。

本場ハリウッドから帰国した才能が満を持して長編デビュー
監督は本作が初の長編作品となるYuki Saito。高校卒業後本場ハリウッドに渡り映画を学び、初監督短編作品『TRIANGULATION POINT』が世界6カ国12の映画祭で上映されるなどその才能は国内外で高い評価を得ている。ハリウッドと日本、双方の映画界で得た彼の比類なき才能と経験、技術が本作で遺憾なく発揮されている。

STORY
「人生をREPLAYしますか?」
親友にイジメを受けたショックから、自殺サイトに書き込みをはじめた女子高生ミチ(外岡えりか)。
死にたい。最初から全てをやり直したい。「人生をREPLAYしますか?」ミチはサイトの画面上の問いかけに躊躇なく「はい。」と答える。それがすべての始まりだった。自殺サイトに集まった自殺志願者は、計12名の女子高生。
ミチのほかにも、親友をいじめで亡くしたアリサ(佐武宇綺)や失恋したリオ(小泉麻耶)など、様々な理由で死を望んでいる若者たちがいた。なんとそこには、ミチの親友だったハルナ(佐藤さくら)の姿も。彼女たちは、脱出不可能な孤島へと連れてこられ、強制的に自殺ゲーム「リプレイガールズ」の参加者となる。自殺案内人を名乗る男・実原(大坂俊介)は、部下の小暮(田原イサヲ)に命じ、彼女たちに遺書と自殺道具を渡すと、冷たい笑みを浮かべた。「明日の朝までに自殺してください。」実原の言葉通り、次々と自殺していく参加者たち。「やっぱり、死にたくない。」ミチたちは自殺者を目の当たりにして、ゲームのキャンセルを申しでるが、もはや逃げることは絶対に許されない。容赦なく、ミチたちに無慈悲な死が襲いかかる。果たして、このゲームはどんなエンディングを迎えるのだろうか――?

9月25日(土)、シネマート六本木他にて全国順次ロードショー!