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悪人

2010/日本/東宝/139分
出演:妻夫木聡 深津絵里 岡田将生 満島ひかり 樹木希林 柄本明 
監督:李相日
原作:吉田修一
http://www.akunin.jp/

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芥川賞作家・吉田修一の最高傑作「悪人」。発売と同時に大きな話題を呼び、毎日出版文化賞、大佛次郎賞をダブル受賞し、大ベストセラーとなった。映画化権の争奪戦を経て、本作の監督を務めたのは『フラガール』で日本アカデミー賞最優秀作品賞など各賞を総ナメにした李相日。また、原作者である吉田修一自身が、李監督と共に初めて脚本を手掛け、音楽には、巨匠・久石譲が参加。主演は『ジョゼと虎と魚たち』大河ドラマ「天地人」などに主演し今や国民的俳優となった妻夫木聡。ヒロインに、年齢・性別を超えた人気を誇る演技派女優の深津絵里。その他、岡田将生、満島ひかり、樹木希林、柄本明といった実力派豪華キャストが集結している。

【ストーリー】
土木作業員の清水祐一は、恋人も友人もなく、祖父母の面倒をみながら暮らしていた。馬込光代は、妹と2人で暮らすアパートと職場の往復だけの退屈な毎日を送っていた。孤独な魂を抱えた2人は偶然出会い、刹那的な愛にその身を焦がす。しかし、祐一は連日ニュースを賑わせていた殺人事件の犯人だった――。
光代はそんな祐一の自首を引き止め、祐一と共に絶望的な逃避行へと向かう。やがてその逃避行の波紋は被害者の家族、加害者の家族の人生をも飲み込んでいく。なぜ祐一は人を殺したのか? なぜ光代は殺人者を愛したのか? 引き裂かれた家族の運命はどうなるのか? そして、いったい誰が本当の“悪人”なのか?

2010年9月11日(土)全国東宝系ロードショー

『悪人』深津絵里がモントリオール世界映画祭授賞式を日本で再現

『悪人』深津絵里がモントリオール世界映画祭授賞式を日本で再現

9月11日(土)、TOHOシネマズ六本木ヒルズにて、『悪人』の初日舞台挨拶が行われ、妻夫木聡、深津絵里、満島ひかり、樹木希林、柄本明、李相日監督が登壇した。

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