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ザ・エッグ ~ロマノフの秘宝を狙え~

The Code
2008/アメリカ/日活/104分
出演:モーガン・フリーマン アントニオ・バンデラス ラダ・ミッチェル ロバート・フォスター ラデ・シェルベッジア マーセル・ユーレス 
監督:ミミ・レダー
http://www.the-egg-movie.jp

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相棒に気をつけろ!
世代の異なる2大スターが泥棒役で初共演!
4000万ドルの秘宝を狙って手を組んだとき、
最高級のだましあいが始まる——


INTRODUCTION

 クリント・イーストウッド監督の『ミリオンダラー・ベイビー』でアカデミー賞に輝き、最新作『インビクタス 負けざる者たち』でもノミネートされた名優、モーガン・フリーマン。かたや、ペドロ・アルモドバル監督作品で世界の注目を浴び、スペインからハリウッドへと進出、その実力とセクシーな魅力でスターとしての確固たる地位を築いたラテン男優、アントニオ・バンデラス。親子ほども年の離れた2人が、クールなベテランのリプリーと、ハンサムで情熱的なガブリエルという、全く対照的な泥棒に扮し、最強のコンビを組む!
 舞台は、現代のニューヨーク。ロシアン・マフィアが暗躍し、FBIや警察が目を光らせる中、リプリーは生涯の大仕事に取り掛かるため、この街では新顔ながら地下鉄強盗を見事にやってのけたガブリエルを相棒としてスカウトする。その大仕事とは、ロシアの金細工師ファベルジェ(1846〜1920)がロマノフ家のために制作した宝飾品のイースター・エッグの逸品を、侵入不可能と言われる厳重警備の高級宝石店から盗み出すこと。
 リプリーとガブリエルは息の合ったコンビらしく力を合わせ、決行の日を迎えるが、そもそも超一流の腕を持つ泥棒は、超一流の嘘つきでもある。秘宝を手にした瞬間、大どんでん返しが起こり、それからも二転三転。予測不能のめくるめくストーリー展開に、見る者の目は釘付けになる。
 助演陣も、個性豊かな多彩な顔ぶれがそろった。紅一点の弁護士アレクサンドラ役に、『サイレントヒル』に主演したオーストラリア女優ラダ・ミッチェル。リプリーを20年以上も追い続けているニューヨーク市警の刑事には、クエンティン・タランティーノ監督に再発見され『ジャッキー・ブラウン』でアカデミー賞にノミネートされたロバート・フォースター。さらに、『ビフォア・ザ・レイン』で世界に知られたクロアチア出身のラデ・シェルベッジア、ルーマニアからは『パイレーツ・オブ・カリビアン ワールド・エンド』のマーセル・ユーレスが出演。それぞれ、一癖も二癖もあるキャラクターを存在感たっぷりに演じ、物語に深みを加えている。
 監督は、世界的大ヒット作『ディープ・インパクト』をはじめ、『ピースメーカー』『ペイ・フォワード 可能の王国』と話題作を手がけてきたミミ・レダー。地下鉄内でのスピード感と臨場感溢れるスリリングなアクションシーンから、宝石店での手に汗握るクライマックスシーンまで、見応えのある演出で観客を魅了する。また熱いラブシーンも物語の重要な要素として印象的に描かれている。脚本は、TV界出身の新人テッド・ハンフリー。撮影は『ホーム・アローン』シリーズのフリオ・マカット。音楽は、アイスランド出身の注目の若手、アトリ・オーヴァーソン。
 『トプカピ』(64)、『フレンチ・コネクション』(71)といった往年の名作をも思い出させる、超豪華キャストと一流スタッフによる久々の本格泥棒映画の登場だ!


STORY

 ニューヨーク。キース・リプリー(モーガン・フリーマン)は、ピカイチの腕を持つベテランの大泥棒。美術品強盗にかけては右に出る者はなく、長年にわたって警察からも巧みに逃れてきた。冷静沈着な彼は、相棒をしっかり監視すること、また警官とは絶対に手を組まないことを泥棒稼業の掟として固く守り続けている。だが、かつての相棒ビクトル・コロレンコは、警官に密告し、もうこの世にいない……。
 リプリーは今、一世一代の大仕事のために新しい相棒を探していた。そして目をつけたのが、数カ月前にマイアミからやって来たガブリエル・マーティン(アントニオ・バンデラス)だ。ある日、地下鉄内で宝石商からダイヤモンドを強奪し、鮮やかな身のこなしで逃走するガブリエル。彼を尾行して観察していたリプリーは、その一部始終を見届けると、仕事を手伝ってほしいともちかける。
 狙う獲物は、1個2000万ドルもするファベルジェの卵(エッグ:ルビ)2個。ロマノフ朝の末期、貴金属と宝石で豪華なイースター・エッグの数々を制作した金細工師ファベルジェの幻の逸品であり、実際に見た者がほとんどいないためミステリー・エッグとも呼ばれている秘宝中の秘宝だ。それが、裏で盗品を扱っているロシア人ザイコフ(マーセル・ユーレス)の経営するロマノフ宝石店の金庫に保管されているのだ。実はリプリーは、亡き相棒ビクトルのギャンブルの借金を引き継いだため、ロシアン・マフィアの大物ニッキー・ペトロビッチ(ラデ・シェルベッジア)から、借金返済の代わりにそのエッグを盗み出すよう強要されていたのだった。
 問題は、ロマノフ宝石店が、警察も「侵入不可能」と太鼓判を押すほどの厳重な警備システムに守られていること。だが、スリルを愛するガブリエルは、2000万ドルの分け前を条件に引き受ける。
 こうして最強の泥棒コンビとなったリプリーとガブリエルは入念なリサーチを重ね、万全の準備を整える。そのかたわら、ガブリエルはビクトルの娘で弁護士のアレクサンドラ(ラダ・ミッチェル)と出会い、美しく魅力的な彼女に積極的にアプローチ。アレクサンドラもまんざらではなさそうだが、彼女の名付け親であるリプリーは猛反対。彼女に近づくなとガブリエルに警告する。しかし、2人が熱い関係になるまでに時間はかからなかった。
 いよいよ決行前日、ニッキーは保険のために、そのアレクサンドラを誘拐。彼女の身柄は、エッグと引き換えとなる……。一方、リプリー逮捕に執念を燃やすニューヨーク市警のウェバー警部補(ロバート・フォースター)は、ザイコフを監視中のFBIの横槍にもめげず、リプリーの狙いがロマノフ宝石店にあると睨んで警戒を強めていた。
 絶対に失敗できないリプリーとガブリエルは、地下からロマノフ宝石店の金庫フロアに侵入し、警備システムをひとつひとつクリアして、ついに目的の金庫に辿り着く。ところが、リプリーがエッグの入った木製ケースを手にした瞬間、ガブリエルはそれを奪って逃走。リプリーは金庫に閉じ込められてしまい、外には警官隊が到着する。絶体絶命の窮地に陥ったリプリー。果たして彼の運命は? ガブリエルの正体は、一体何者なのか? そしてロマノフの秘宝の行方は?

5月15日(土) 銀座シネパトスほか全国順次ロードショー


ザ・エッグ ~ロマノフの秘宝を狙え~

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