ちょっと違う切り口の映画ニュースをお届けするウェブマガジン


ガンダーラ

Gandahar
1987/フランス/83分
監督:ルネ・ラルー
原作:ジャン・ピエール・アンドルヴォン
音楽:ガブリエル・ヤレド

偏差値:--.- レビューを書く 読者レビュー(0)

解説
 両性具有者と女性によって統治された未来世界ガンダーラの人々の闘いを描いたSFアニメーション。登場する奇妙な動植物やミュータントの描写は、現在のアニメーションに慣れた人々に衝撃を与えるであろう独創性を感じさせる。ルネ・ラルーがこれまでの作品で描いてきた文明の発展が持つ隠された恐怖を時間という概念を駆使し、独自の目線と表現で描いている。

あらすじ
 平和と悦楽の未来世界“ガンダーラ”に住む人々は戦争のない日々を過ごしていた。そんな中、突如“ガンダーラ”を襲った謎の機械集団メタルマン。そこに対抗すべく現れた最後の勇者、シルバン。旅の中でシルバンはある予言を耳にする。「1000年後“ガンダーラ”は滅びる、1000年の昔“ガンダーラ”は救われるだろう」時の流れに逆らったこの予言の意味とは…。
ルネ・ラルーが伝え続けてきた文明批判や人間への警告を前面に押し出した、最後の長編作。

バンタン映画映像学院 学生主催上映会
「ルネ・ラルー映画祭 〜世界を魅了したアニメーション〜」
2010/3/28(日) シネマート六本木にて上映