The Hurt Locker
2008/アメリカ/ブロードメディア・スタジオ/131分
出演:ジェレミー・レナー アンソニー・マッキー ブライアン・ジェラティ レイフ・ファインズ ガイ・ピアース デヴィッド・モース
監督:キャスリン・ビグロー
http://hurtlocker.jp/
誰向けに作ったもんだかわからない [42点] [参考:1]
最近なかなか映画を観に行けなくて久しぶりに観たのが
『ハート・ロッカー』
だったんだけど、すんごい疲れた。
もうハンパなく、この上なく、そりゃあもうすごい疲労感で…。
元夫婦対決で話題になってたアカデミーは獲得したけど、正直『アバター』以外にも他に賞やれる作品の選択肢はなかったんかいと突っ込みたくなるほどだった。
日本のアカデミー賞はなんかもう「なんですかコレ」ってレベルだけれど、本場のアカデミー賞も難しいとこなんだろうか。
まぁアカデミー受賞がなくっても、感想は変わんないけども。
キャスリン・ビグローの作品って他に観たことないけど、この人映画作るのうまいのかな? と素朴な疑問を抱くところだ。
なぜにあんなに見ているあいだ中退屈してしまったのか…。私が平和ボケしているせいか?
でもあれ、実際に戦場に行ったアメリカの兵士たちも「観たい」と思う内容なんだろうか。
いったい誰のために何の主張があって作った作品なんだか、いまいちよく伝わってこない。
アメリカという国やら監督自身やらの自己満足でしかないようにも思える内容だったんだが…。
やたら長いし、蛇足が多いんじゃねーのかあれは。
とにかく、扱ってるテーマがテーマな割には心にはほとんど何も響いて来ない作品だった。
エンドロール最後まで観ないで帰る観客が8割だったし。
2010/03/21 00:51