ちょっと違う切り口の映画ニュースをお届けするウェブマガジン


Green Zone
2010/アメリカ/東宝東和
出演:マット・デイモン エイミー・ライアン グレッグ・キニア ジェイソン・アイザックス ブレンダン・グリーソン 
監督:ポール・グリーングラス
http://green-zone.jp/

偏差値:60.2 レビューを書く

改めてブッシュに怒りを覚えた [90点]

このレビューはネタバレを含みます

湾岸戦争後のイラクを舞台に主人公ミラーが執拗な妨害を命懸けでくぐり抜け、衝撃の真実を掴むまでの過程がテンポ良く描かれていました。
最初から最後までハラハラドキドキの場面の連続で、114分があっと言う間に感じました。

大量破壊兵器の存在の鍵を握る「マゼラン」とは一体誰なのか?という点も見所の一つです。
味方からも妨害されまくりのミラーがいよいよ「マゼラン」に面会しようと約束の場所に向かう緊迫感溢れるクライマックスシーンはとても見応えが合って圧巻の一言です。

ミラーに有力な情報を提供し、通訳として共に行動することになるイラク人男性の存在が効いてました。
クライマックスシーンで彼が言い放つ「お前達にこの国の未来を決めて欲しくは無い」という台詞がとても印象的に残りました。

この映画の何処までが真実に近いかは知る由もありませんが、私は改めてブッシュに怒りを覚えました。

2010/05/07 15:47

タカリコ

参考になりましたか?

この映画のレビューをまとめて表示する