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恋の7つの副作用

Side Effects
2005/アメリカ
出演:キャサリン・ハイグル ルシアン・マカフィー デヴィッド・ダービン ドリアン・デミシェル テメセカ・ハリス 
監督:キャスリーン・スラタリー=モシュカウ

(データベース登録者:cathy

偏差値:55.1 レビューを書く

結構社会派 [67点]

※ネタバレを含むレビューです。
たぶんこの作品のカラーをそのまんま宣伝したんではダメだなと思われのか
『恋の7つの副作用』
なんていう『幸せになるための27のドレス』よろしくキャサリン・ハイグル主演のラブコメとして扱われることになった作品だが内容はいたって真面目。

あーもういや、こんな毎日、こんな仕事
と、思っていた主人公のカーリーの前にある男性が現れて彼女の生き方が変わる
という予告編にうっかり惹かれて私も借りて観ちゃったわけなのだが、恋愛の要素はかなり少なめで製薬会社のありかたについて異議を唱える社会派な内容。

インディペンデント系の作品らしい。
あれま、なんだこの映像、なんだこの展開、何この場面切り替え
というシーンがだいぶ多い。

でも、作品としては嫌いじゃない。
特にカーリーが会社を辞める日を決めてホワイトボードに書いた数字を減らしていくあたりなんか好きだ。
服装を考えなさいと上司に言われて泣きそうになる場面や(私は大学時代にこれを講師からやられたことがある)
その逆に辞めるつもりでいた職場で認められ始め、仕事で大金を手に出来るようになったことに喜びを感じ信念を捨てそうになってしまう場面
などなど
共感できるところもある。

最後まで観ると
結構素直に観ればいくつか実生活にも取り入れて参考にできそうなカーリーの行動だし、恋の7つの副作用というのも、まんざら大ハズレな題名でもないのかなぁ・・・
なんてことまでちょっと頭をかすめてしまうから、なんか不思議。
いたってシンプルな話ではあるんだけれど。

2010/02/06 12:10

cathy

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