魔法にかけられて
Enchanted
2007/アメリカ/ディズニー/108分
出演:エイミー・アダムス パトリック・デンプシー スーザン・サランドン
監督:ケヴィン・リマ
偏差値:52.4 レビューを書く
最初は楽しく見ていたけど・・・ [30点] [参考:1]
最初は楽しくみていました、ディズニーのファンタジーの世界~~って楽しい・・・ところが、ごきぶりが大量にでてきて、踊ったりするシーンには、凍りついてしまいました。なぜあんなかわいいお姫様映画に・・・現実感をもたせてしまったのか。それが狙いでしょうか。
2009/05/14 13:11
kikka
今を生きる女性たちの夢と希望! [95点] [参考:1]
「魔法にかけられて」は一言でいえばグッドチャーミングな現代の女性たちに共感を与える作品だ。
プリンセス物語はディズニーの定番、ガラスの靴や、毒入り林檎、王子様のキスなどなど、「シンデレラ」や「白雪姫」「眠りの森の美女」などのパロディが存分にちりばめらていて、見ていて非常に楽しいし良質のコメディだ。
だが、ただの面白いパロディだけの作品ではない。
アニメのおとぎの国のプリンセスが、実写の現代のNYに迷い込んだのだ。この設定がすばらしい!
NYという世界で一番の最先端をいく女性が集まる街、自己主張を当たり前として生きる女性たちの街に、アニメの夢見るプリンセスが現れたのだ!
プリンセス、ジゼルもごく、普通のお姫様から意思ある女性へとだんだんと変化していく。
いつも夢見てただけの、人に怒りを感じたことのないジゼルが人に怒りを感じることを覚える、それがジゼルにとって始めての感情、そのことがジゼルの歓びとなる。
そして夢を見れない、いや本当は心の中に押し殺してしまった、夢を、王子様を心待ちにしているキャリアウーマンの現代女性すらをも変化していく。
そこにこの映画の凄さがある。
かくいう私自身、もういい年齢だけど、この映画を観て、いくつになっても少女の頃に見た「シンデレラ」のようにガラスの靴を手にかざしながら「いつか王子様が…」を夢見ていきたいなぁ、と思った。見る前と見た後で心が変る作品である。
2008/04/13 21:13
ちりつも
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