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ゼブラーマン ゼブラシティの逆襲

2010/日本/東映
出演:哀川翔 仲里依紗 阿部力 井上正大 
監督:三池崇史
脚本:宮藤官九郎
http://www.zeb2.jp/

偏差値:47.0 レビューを書く 読者レビュー(1)

2004年2月14日(土)『ゼブラーマン』が劇場公開された。
主演の哀川翔が、作品の宣伝として受けた取材は実に200媒体。そのバックボーンとなったのは、主演100本という日本映画でも稀なる金字塔。本人曰く「間口が広がった」というほど一気に全国区のスターダムにのし上がった。完全映画オリジナルヒーローという特異なジャンルにも拘らず、「白黒つけるぜ」のセリフとともに話題は沸騰し、異例のヒットを受けてのDVDセールスは10万枚を超え、着実にファンの心を掴んだ『ゼブラーマン』。続編を待望されながら沈黙を守ってきた製作陣は、虎視眈々とチャンスを窺っていた。
主演×脚本×監督はもちろん哀川翔×宮藤官九郎×三池崇史。
日本映画界にとって無くてはならない超多忙な存在の3人が、哀川翔デビュー25周年の今年、再結集。遂に!まさか!奇跡!の続編製作が決定し、哀川翔が再び“ゼブラーマン”に挑むことになった!「25周年だからこそ、一番辛い作品をやる」と語り、 “1年間プロモーション”と題して、早くも宣伝活動を開始している!そして、満を持して世に放たれるそのタイトルは、『ゼブラーマン -ゼブラシティの逆襲-』。舞台は西暦2025年、東京=ゼブラシティ。ゼブラタイム、ゼブラタワー、謎の遠心分離機、さらには、ゼブラクイーン・白ゼブラ・黒ゼブラなど、4体のゼブラーマンが入り乱れ、暴走進化する“ゼブラーマンワールド”!一体、何が起こるのか?

【Story】
ゼブラタイムが導入され、ゼブラクイーンの扇情的な歌声が鳴り響く、世の中に白黒つける都市・ゼブラシティ。すっかり様変わりした東京の路上で、市川新市はいきなり目覚める。時間は丁度AM5:00、強烈なサイレンとともに“ゼブラタイム”が始まった!街はゼブラ灯が点滅し、白と黒の世界に!いきなり警官(ゼブラポリス)に発砲され、白黒の町を逃げ惑う新市。何が起こっているのか理解できない。何人ものゼブラポリスに追われ、最後には胸を打ちぬかれ、意識を失ってしまう。きっかり5分、ゼブラタイム終了とともに、朝日が昇り、普通の日常が動きはじめる。そこに、白装束の男が現れ、新市を連れ去る。連れていかれた先は、ゼブラシティの外にあるコミューン“白馬の家”。ゼブラシティの犠牲者たちを匿い、自給自足の生活をしている彼らのリーダー・浅野は、新市を見て愕然とする。それは15年前に行方不明になった小学校の担任の先生、かつてエイリアンと戦い、地球を救ったゼブラーマン・市川新市だったのだから。「先生・・・」と呼ぶ浅野に対しても、新市は何のことかわからない。15年間分の記憶が全く無いのだ。傷ついた心と体を癒すため、新市は“白馬の家”でリハビリ生活を開始する。
その頃、ヒットチャート40週連続NO.1のスーパーアイドル・ゼブラクイーン(その正体は都知事の娘・ユイ)と側近の新実は、ゼブラシティの広告塔としてゼブラシティに君臨するだけではなく、世界征服の野望を着実に進めていた。
それは、父の都知事が内密に保護していたが、研究施設から忽然と姿を消したエイリアンを探し出し、もう一度地球上で暴れさせ、それを黒ゼブラとなったユイが倒すことで、“地球を救ったスーパーヒロイン”として全世界に君臨しようというのが、第一歩。しかも、ユイは研究施設で一度だけ黒ゼブラに変身したことがあるのだった。そして、そのエイリアンが“白馬の家”にいることをつきとめ、行動を開始する!
かたや新市は、“白馬の家”で白黒のパンジーを育てる少女・すみれと出会う。最初は何も喋らないが、徐々に心を開いていくすみれ。だが、新市とすみれがふと触れあった時、新市の全身に戦慄が走る!戦慄は激しい痙攣となり、体の一部にゼブラ柄が浮き出てくる!それと同時に失った記憶が蘇る!自分がゼブラーマンだったこと、謎の遠心分離機にかけられ記憶を失ったこと、そして、この世界の歪んだ正義の秘密!!それと同調するかのように、ユイの体にも激しい痙攣とともにゼブラ柄が!!驚愕の中、新市の脳裏に謎の声が響く、「まだ終わっていないんだよ、ゼブラーマン」。今、地球の存亡をかけた“白と黒の戦い”が、始まる!!

2010年5月1日(土)公開