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2010/日本/東映
出演:米倉涼子 筧利夫 笹野高史 塚地武雅 高知東生 八神蓮 反町隆史 林遣都 成宮寛貴 柳葉敏郎 橋爪功 津川雅彦 城田優 安めぐみ 林丹丹 中山恵 永池南津子 高知東生 伊武雅刀 高橋克実 星野真里 陣内孝則 
監督:松田秀知
http://www.koshonin-movie.com/

偏差値:53.1 レビューを書く 解説

ネズミじゃないウサギだ [73点]

主役の宇佐木玲子に扮する米倉涼子が番宣で「アクションが満載の作品です。」と言っていたので女性版ダイハードのような作品を期待していたのだが、映画を観る前に過剰な期待をするのは禁物であると実感した。

オープニングの立てこもり場面は、テレビスペシャルでは味わえない映画館の大画面ならではの迫力であったが、映画の核となる肝心のハイジャック場面に緊張感があまりなかった。

ハイジャックを題材にした映画には『エグゼクティブ・デシジョン』や『エアフォース・ワン』など面白い作品が多いが、本作がその域に達していなかったのが残念である。

登場人物の人間関係などにも特に説明がなく、テレビドラマを観ていた人にしか分からない部分が多いのだが、本作に限らずテレビの人気ドラマを映画化されてから初めて観る人もいると思うのでもう少し親切な作り方はできないものだろうか。

ただテレビドラマを観ている大半の観客からすると分かりきっている人間関係をダラダラ説明されるのも時間の無駄だし、そのあたりは今後テレビドラマを映画化する際の課題であろう。

とりあえずテレビドラマは全て観ていたので警察側の人間関係に悩むことはなかったが、テロリストの一人である津川雅彦を別のテレビドラマの人物(『相棒』の元法務大臣)と思い込んでいて、途中でそれに気付き苦笑してしまった。

映画自体は突っ込みどころが満載で退屈することなく観ることができたが、アクションやドラマの内容で観客を惹き付けるのではなく、おっとそれはないだろうといった突っ込みどころで見せる映画っていったい何なのだろう。

交渉人なのに交渉による駆け引きの頭脳戦がないとか、米倉涼子の踵落としの足の上げ方が低いとか気になる場面は数あれど(笑)、一番気になったのは木崎警部(筧利夫)のキャラがテレビドラマとは別人のようにお笑い路線に走っていたことである。

テレビドラマのファンはこの変貌ぶりを、ちょっとやりすぎじゃないのと思うのか、いやいや仕事では恐もての木崎警部の私生活は意外とあんなものじゃないのと思うのか、聞いてみたいところである。

2010/02/22 19:52

kira

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