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Jacob’s ladder
1991/アメリカ/113分
出演:ティム・ロビンス エリザベス・ぺーニャ マコーレー・カルキン 
監督:エイドリアン・ライン
脚本:ブルース・J・ルービン
音楽:モーリス・ジャール

(データベース登録者:監督で観る人

偏差値:55.0 レビューを書く

必ず2回以上見たくなる映画です! [90点]

このレビューはネタバレを含みます

ベトナム戦争で悲惨な目にあった帰還兵が、戦地での出来事に関する悪夢に悩まされ、その原因がラダーという幻覚剤だったというのが大まかなストーリー。し、しかし、そこは「危険な情事」の名匠エイドリアン・ラインさん。最後の最後での“静かなエンディング”で思わず「マジでっ!!」と叫んでしまう大どんでん返しが待っています。そして、見終わった後もう一度“どのシーンが現実だったのか”を確認するために、必ず見直したくなる映画です。
主演のティム・ロビンス(ジェイコブ役)の巧さはもちろんのこと、エリザベス・ペーニャ(ジェジー役)のラテン系のセクシーさ(「ラ・バンバ」も良かった)も最高でしたぁ。
そういえば「ホーム・アローン」でブレイクしたマコーレ・カルキンもジェイコブの息子ゲイブ役として重要な位置を演じていました。
さて上記の役名から旧約聖書が関係していることに気づいた人は鋭い人です。そう、天使と悪魔がこのストーリーにうまく絡み合っていて、美味しい味を出してくれています。
初見の場合、ラストに近づくにつれて微妙にわけがわからなくなってしまうかもしれませんが、我慢して最後まで見れば理解するはず。是非ご覧になって、人間の死について考えてみてください。
          [1990年/アメリカ/1時間53分]

2010/01/01 16:52

監督で観る人

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