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Cadillac Records
2008/アメリカ/ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント/108分
出演:エイドリアン・ブロディ ジェフリー・ライト ビヨンセ・ノウルズ コロンバス・ショート モス・デフ 
監督:ダーネル・マーティン
http://www.cadillac-record.jp

偏差値:54.9 レビューを書く

音楽とは魂のビートだ! [80点]

人種/民族の壁をぶち壊しても、新しい音楽を求めた人達の魂のぶつかり合い。

私は音楽史(ブルース、ロック、R&B)などに非常に疎い人間なので、間違ったことを書くかもしれませんがご容赦ください。

これはまだアメリカに当たり前のように人種差別が存在していた時代(約1940-1960)、新しい音楽を求めて黒人音楽(ブルース)を世界に開放し、ロックやR&Bを生むきっかけを作ったレナード・チェスの物語。

レナードはポーランド系の貧しい移民。彼はお金のため(?)黒人クラブを開店します。そこで後に伝説の歌手となるマディ・ウォーターズと出会います。ここから運命の歯車は回り始めるのです・・・

多くの黒人が農民であった時代のアメリカンドリーム、スターダムに上り詰めた彼らに待ち受ける栄枯盛衰の物語が進んでいきます。
成功した彼らが犯罪や薬に逃げていく展開は物質的豊かさが人生の幸福に直結していないことをまざまざと見せつけます。それでも、強烈なハングリー精神で新しいものを目指す姿は感動します。

印象に残ったシーンはやはりビヨンセの歌声♪「ドリームガールズ」で最後のListtenを聞いた時に鳥肌がたちましたが、今回も彼女のパワーに背筋がゾワゾワ。。彼女を観るだけでも見る価値ありです。

連想作品:「ドリームガールズ」

2009/09/23 23:08

Good Luck

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