Transformers: Revenge of the Fallen
2009/アメリカ/パラマウント
出演:シャイア・ラブーフ ミーガン・フォックス ジョシュ・デュアメル ジョン・ヴォイト ジョン・タトゥーロ タイリース・ギズソン
監督:マイケル・ベイ
http://www.tf-revenge.jp/
偏差値:58.1 レビューを書く
前作以上の迫力とおバカさ [75点]
CG映像の進化は日進月歩であるが、前作以上にド迫力な映像が満載の第二弾である。
出て来る金属生命体の数も敵味方合わせると前作の何倍にもなっていて、どれが敵でどれが味方なのかを見分けるのに苦労した。
前作で悪のボスと思われたメガトロンが実は傀儡で、その上の大ボスが出るあたりは物語を継続させる常套手段であり、もう少しひねりが欲しかった気がする。
前作でうざったく感じた「セクター7」のおっちゃんが本作では意外な役で出てきて、思いもよらない活躍をするのがちょっと嬉しかった。
その代わりミーガン・フォックスが捕らえて手なずける敵の小型金属生命体が、『スターウォーズ/ファントム・メナス』のジャージャービングスばりの五月蝿さで、今回はこいつがうっとおしくて仕方なかった。
そして忘れてならないのが主人公の両親のノーテンキぶりで、前作以上のおバカぶりと下ネタを披露してくれる。
アメリカの映画にはこういったやたら勘の鈍い人間やノーテンキな人間が出てくることがよくあるような気がするが、アメリカ人はこういった展開が好きなのだろうか。
そう言えば昔のアメリカのホームコメディ的なテレビドラマはこんな乗りだったような気がするが、ファミリー向け映画はその影響を受けているのかも知れない。
このあたりは日米の国民性の違いかな。
前作のレビューにも書いたが、中途半端なお笑いを排除して、全編シリアスな展開にした方がより面白い作品になると思うのだが、ファミリーで観ることの出来る映画となるとやはりこのような笑いを入れないといけないのだろう。
今回1つ発見をしたのは、オプティマスの吐く息が白かったことである。
う~んやはりロボットではなく金属生命体。呼吸もすれば体温もあると言うことなのだろうか。
しかし悪のボスは宇宙空間にもいたようだし、まあその辺りの細かいことは追及しないでおこう(笑)
2009/07/04 07:04
kira
日本にて『トランスフォーマー/リベンジ』ワールドプレミア開催
2009年6月8日(月)、六本木ヒルズにて、『トランスフォーマー/リベンジ』のワールドプレミアが行われ、マイケル・ベイ監督、シャイア・ラブーフ、ミーガン・フォックスらが来日した。