おと・な・り
2009/日本/ジェイ・ストーム
出演:岡田准一 麻生久美子 谷村美月 岡田義徳 池内博之 市川実日子 とよた真帆 森本レオ
監督:熊澤尚人
脚本:まなべゆきこ
撮影:藤井昌之
美術:橋本優
音楽:安川午朗
http://www.oto-na-ri.com/
偏差値:59.2 レビューを書く
「ストーカー」かどうかは相手次第? [70点]
※ネタバレを含むレビューです。
音と声に過敏になって観る、ちょっと雰囲気のかわった映画ですね。相手がこっちのことを知っているのに、こっちは相手のことを知らない状況というのは、客観的にみれば気持ち悪いんじゃないかと思うんですが、セクハラといっしょで、本人が(相手が?)よければいいわけですね。音に着目するというアイデアはおもしろくて楽しめました。最後はなんじゃそりゃという感じですが。
2010/01/05 16:54
etpinfu
じんわりと流れる運命とか、奇跡とか・・・ [85点]
生きることに忙しくなり、いろんなものに流されながら生活している人達にお勧めの映画です。映画の中で流れている時間は現実のそれとは違い、心を癒してくれます。
舞台は東京。自分の人生をしっかりと歩みながらも、どこか理想と現実の間を彷徨う二人の物語。カメラマンとして成功を手にしている野島(岡田准一)は自分の撮りたい写真と今まで自分を支えてくれた人たちへの恩返しの中、心がゆれています。野島のとなりの部屋に住んでいるナナオ(麻生久美子)はフラワーデザイナー目指して、しっかりと自律しているのですが、友達は少なく寂しさを抱えています。
そんな二人の心のよりどころは「おとなり」さんの生活音。麻生久美子の鼻歌と岡田准一のコーヒー豆を挽く音は観てる人たちをも優しい気持ちにさせてくれます。
物語が進むに従って訪れる、二人の心を大きく動かす出来事…その時、ちょっとした奇跡が二人を支えてくれます。
岡田准一と麻生久美子の演技が素晴らしくて、映画に引き込まれてしまいます。
映画を観た後、喫茶店でのんびりとコーヒーを飲みたくなる作品でした。
連想作品:「マディソン郡の橋」
2009/06/20 15:30
Good Luck
心地いい [90点]
もどかしさが心地いい。
ゆっくり流れる時間が心地いい。
実際、あそこまで壁が薄いアパートに暮らすのは嫌だけど、映画を見てる分には、心地いい。
2009/05/18 22:19
ぷらねっと
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