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座頭市

2003/日本/松竹=オフィス北野/115分
出演:ビートたけし 浅野忠信 夏川結衣 大楠道代 橘大五郎 大家由祐子 ガダルカナル・タカ 岸部一徳 石倉三郎 
監督:北野武
http://www.office-kitano.co.jp/zatoichi/

偏差値:62.5 レビューを書く

バイオレンス時代劇 [94点]

公開当時劇場で見てすげえと思った映画です。昨日久しぶりに鑑賞しました。当時は時代劇なのに主役が金髪でタップのシーンがあると話題になりました。

あらためてみると、これはバイオレンス映画ですね。とにかく容赦せずに斬りまくる。刀がそりゃもう気持ちいいくらいにスパっと胸に突き刺さってくれます。公開当時は斬る描写をどう描いているのかよくわからなかったのですが、今見ると丸々CGなんでしょうね。

たけしの映画は編集が独特で、そのカットの絵一枚で状況を説明するところが特徴的ですが、時代劇になってもそれは同じです。結構これがクセがあるので、好みは別れそうですね。

音楽は鈴木慶一。それまでの久石譲とは全然違うエレキな感じの音楽ですが、効果音とBGMを融合させている試みには驚きました。

最後の下駄タップのシーンは本当に見事。映画を見る前までは「時代劇にタップかよ」とどっちかというと反対派だったのですが、見事に作品にマッチしていました。ド迫力で感動しまくりでした。

それにしても、どうして北野武ばかりが海外で注目されるんでしょうねえ。

2010/02/09 02:06

シネマガ管理人

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