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60歳のラブレター

2009/日本/松竹/129分
出演:中村雅俊 原田美枝子 井上順 戸田恵子 イッセー尾形 綾戸智恵 
監督:深川栄洋
脚本:古沢良太
http://www.roku-love.com

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あなたにとって結婚って何ですか?夫婦って何ですか?

隣にいるのが当然だったあなたのかけがえのなさに、ようやく気づく。
20年後、30年後に私達もこうなっていたい。いま隣にいる“アナタ”がとても愛おしくなる。


大手建設会社の定年退職を目前に控え、第二の人生をはじめようとする孝平(中村雅俊)と、専業主婦として家族に尽くしてきたちひろ(原田美枝子)は、離婚を決意。お互いが別々の道を歩み始めたとき、新婚当初ちひろが30年後の孝平に宛てて書いた手紙が、時を経て届けられる—。5年前、愛妻に先立たれ娘と暮らす医師・静夫(井上順)は、医療小説の監修を求められ、翻訳家として第一線で活躍する麗子(戸田恵子)と出会う。新しい恋に臆病だった2人に勇気をくれたのは、思いがけない人からの英文ラブレター。青春時代にビートルズを謳歌し、今は魚屋を営む正彦(イッセー尾形)と光江(綾戸智恵)。口げんかは絶えずとも、友達のような2人に訪れた悲しい出来事。手術にのぞんだ光江が眠る病室には正彦が弾き語るギターの音色が響く。それは2人の思い出の曲——。


長年連れ添った夫婦が、感謝の言葉をはがきに綴る応募企画「60歳のラブレター」に着想を得た本作でメガホンをとるのは、若手監督・深川栄洋。脚本は、「ALWAYS 三丁目の夕日」の古沢良太。そして、豪華キャスト陣が、歳を重ねてこそ感じる迷いや焦り、喜びや幸せ、そしてかけがえのない大切な人との絆を丹念に演じます。これからの人生をよりよく、美しく、輝いて生きていこうとするすべての大人たちに、勇気と希望を与えてくれる感動作。

5月16日(土)より、全国ロードショー