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トワイライト~初恋~

Twilight
2008/アメリカ/アスミック・エース=角川エンタテインメント
出演:クリステン・スチュワート ロバート・パティンソン テイラー・ロートナー エリザベス・リーサー ニッキー・リード ピーター・ファシネリ ジャクソン・ラスボーン キャム・ギガンデット ビリー・バーク アシュレイ・グリーン アナ・ケンドリック 
監督:キャサリン・ハードウィック
原作:ステファニー・メイヤー
製作:マーク・モーガン、グレッグ・モードリアン、カレン・ローゼンフェルト
脚本:メリッサ・ローゼンバーグ
http://twilight.kadokawa-ent.jp/

偏差値:54.7 レビューを書く 読者レビュー(4) 予告を見る

 本作は、ヴァンパイアの本能を抑えつつ、「悪い」ヴァンパイアから少女の命を守ろうとする「よい」ヴァンパイアとティーンの少女との恋愛をアクション満載で描く現代のラブストーリーだ。フェニックス高校のベラ・スワン(クリステン・スチュワート)は少し変わっていて、学校の今風の女の子たちに合わせようともしない。母親の再婚に伴い、ワシントン州フォークスの雨がちな小さな町で父親と暮らすことになるが、たいして生活が変わるとは思ってもいなかった。ところがその町で、ものすごい美少年、エドワード・カレン(ロバート・パティンソン)と出会う。これまでに出会ったことのない謎めいた少年だった。知的で鋭い彼は、ベラの魂を見抜く。やがてベラとエドワードは、尋常ただならぬ恋に激しく燃える。エドワードは野生のライオンより速く走ったり、素手で走行中の車を止めたりする。それに1918年から年をとっていない。ヴァンパイアがそうであるように、彼も不死なのだ。しかし、エドワードには牙がなく、人間の血は飲まない。エドワードの家族は、ヴァンパイアの中でも変わった生き方をしていた。エドワードにとって、ベラは90年間待ち続けた魂の友(ソウルメイト)だった。しかし、親しくなればなるほど、エドワードはベラの匂いが誘う狂乱への罠を抑えんと、ひたすら葛藤に苛まれる。ジェームズ(キャム・ギガンデット)、ローレント(エディ・ガテギ)、ヴィクトリア(レイチェル・レフィブレ)といったエドワード家の敵ともいえるヴァンパイアたちがベラを探してフォークスの町に来た。さあ、エドワードとベラはどうする?

原作について:シリーズで550万部以上を売り上げるステファニー・メイヤーの小説。ニューヨークタイムズ紙のベストセラーシリーズで30週以上第1位をキープし、大ブームを巻き起こした。熱狂的なファンは映画化を心待ちにしている。原作には100以上のファンサイトがあり、ニューヨークタイムズ紙の編集長のおすすめ本、パブリッシャーズ・ウィークリー誌の年間ベスト、アマゾンの「現時点で、この10年のベスト」、ティーン・ピープル誌のおすすめ本、アメリカ図書館協会の「ヤングアダルト小説のベスト10」と「読書嫌いの人のための10冊」に選ばれた。これまで20の言語に翻訳されている。高い評価を得ているキャサリン・ハードウィック監督が、このヴァンパイアと人間との究極の禁じられた愛、現代版「ロミオとジュリエット」を映像化する。

2009年4月 新宿ピカデリー他、全国ロードショー