2004/アメリカ/92分
出演:ジュリアン・ムーア ドミニク・ウェスト ゲイリー・シニーズ
監督:ジョセフ・ルーベン
(データベース登録者:ハローメロウ)
偏差値:50.0 レビューを書く
話の規模が無駄にデカい [65点] [参考:1]
このレビューはネタバレを含みます
子供を事故で失ったショックから立ち直れない母親が、ある日を境に子供が存在していた記憶や記録が消え去っていく事に気付きます。その真相やいかに。
というのが大まかなストーリー。えーと、いきなりトリックを言いますと、「すべて彼ら(←ここ重要)の仕業でした」なのですが、「おいおい、そりゃないぜ」が真っ先に出てきた言葉でした。
全部彼らのせいにできるなら、はっきり言って僕にだってハリウッド映画の脚本が書けます。せっかくストーリーは新鮮だと思ったのに。話があまりに飛躍しすぎて序盤の展開やジュリアン・ムーアの鬼気迫る演技もすべて台無しです。
映像美溢れるラストシーンを見ても、今一つ釈然としない。冷静に考えてみたら、根本的な問題がまるで解決してないし。
本当、惜しい映画だと思います。
よって点数は控えめ。楽しめる人には楽しめるのでしょうが、それでも「なんだかなぁ」って感じです。
2008/07/21 20:02