A Good Day To Die Hard
2012/アメリカ/98分
出演:ブルース・ウィリス ジェイ・コートニー セバスチャン・コッホ ラシャ・ブコヴィッチ コール・ハウザー ユーリヤ・スニギル
監督:ジョン・ムーア
製作総指揮:トム・カーノウスキー、ジェイソン・ケラー、スキップ・ウッズ
製作:アレックス・ヤング、ウィク・ゴッドフリー
脚本:スキップ・ウッズ
撮影:ジョナサン・セラ
編集:ダン・ジマーマン
音楽:マルコ・ベルトラミ
(データベース登録者:kira)
偏差値:56.5 レビューを書く
マルコ・ベルトラミの音楽が見事! [72点]
このレビューはネタバレを含みます
シリーズ5作目は主人公のマクレーン刑事がCIA潜入捜査官となった息子、ジャックと一緒にロシアで悪党に立ち向かい大暴れする、観てスカッとする痛快なアクション映画となった。
本作で描かれる事件の元凶がチェルノブイリ原発事故という設定は、今の日本の観客からすると他人事ではないので微妙な感情を抱くのは仕方がない(『トランスフォーマー』の3作目もチェルノブイリ原発事故が登場していたし)。
エンディングは父子揃って無事、アメリカに帰国して迎えに来た娘と再会を喜ぶシーンだったのは、シリーズを観てきて良かったと思える瞬間だった。
印象に残ったのは音楽で、シリーズ第1作目から3作目までの音楽を担当した故マイケル・ケイメンに代わり、前作『4.0』から音楽担当になったマルコ・ベルトラミが本作も担当し、ケイメンが作曲した『ダイ・ハードのテーマ』を自由自在にアレンジして組み込んだスリリングなスコアが素晴らしいの一言に尽きる。前作と比べると余裕が感じられる音楽になり、ベルトラミは『ダイ・ハード』シリーズの音楽において見事、ケイメンの後継者になったと思う。
2013/03/08 23:35