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ユナイテッド‐ミュンヘンの悲劇‐

United
2011/イギリス/ゴー・シネマ
出演:デヴィッド・テナント ダグレイ・スコット ジャック・オコンネル 
監督:ジェームズ・ストロング
http://www.united-movie.com

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ボビー・チャールトン、エリック・カントナ、デイヴィッド・ベッカム……。数多の伝説的な選手を輩出してきたイングランドの名門マンチェスター・ユナイテッド。英国史上もっとも成功を収めるビッグクラブがおよそ半世紀前に、クラブ消滅の危機となるチャーター機事故に見舞われた。本作は50年代の黄金期を支えたコーチ、ジミー・マーフィーが瀕死の重傷を負い長期間戦列を離れたバスビー監督に代わり、存続の危機にあったチームにありったけの情熱を注いで再建するまでを描く。その新チームを牽引するのは、のちにチーム歴代第1位の249ゴールという不滅の金字塔を打ち立てた至宝ボビー・チャールトン。大惨事のショックから不屈の精神で立ち上がる若き彼の姿が描かれる。

1958年2月5日、イングランド初のチャンピオンズカップ優勝を目指すマンチェスター・ユナイテッドは準々決勝に進出。対ユーゴスラビア戦で引き分けた翌日、帰国を急いでいた。自国サッカー協会から、国内のリーグを優先するよう警告を受けていたからだった。
2月6日、チャーター機による強行手段を選んだ一行は、給油のためミュンヘン・リーム空港に立ち寄る。給油後、大寒波の中2度の離陸を試みるがエンジントラブルで離陸中止。3度目で滑走路脇の民家に激突しプロペラ機は大破した。事故後、意識を取り戻したチームの中心選手ボビー・チャールトンは悲惨な光景に我が目を疑う。瀕死の仲間や監督を目の当たりにし、病院に搬送された後も現実を受け入れることができず、苦悩するのだった。

7月7日(土)、シアターN渋谷、新宿K’sシネマ他全国ロードショー