のぼうの城
2010/日本/東宝、アスミック・エース
出演:野村萬斎 榮倉奈々 成宮寛貴 山口智充 上地雄輔 山田孝之 平岳大 佐藤浩市
監督:犬童一心、樋口真嗣
http://nobou-movie.jp
その圧倒的なスケールゆえ、映画化実現まで8年の時間を要した、興奮と感動のスペクタクル・エンタテインメント超大作『のぼうの城』が、11月2日(金)ついに公開! 本作は、歴史小説ファンに加え若者と女性の心をつかみ、累計175万部を突破した大ベストセラーの映画化。『ゼロの焦点』の犬童一心と、『日本沈没』の樋口真嗣の異例の“ダブル監督”が、日本映画史を塗り替える壮大なスケールで描き出す。
400年前の日本に生きた人たちは、こんなにも面白い!
痛快なキャラクター“のぼう様”を演じる、野村萬斎ら日本を代表する豪華キャスト!!
豊臣軍2万人VS忍城軍500人! 圧倒的不利なケンカを売った忍城軍の総大将は、民から「のぼう様」と呼ばれ、将に求められる智も仁も勇もないが誰も及ばぬ「人気」を誇る“でくのぼう”こと成田長親。機代の名将か? それともただの大馬鹿ものか? 石田三成率いる大軍に包囲され、絶体絶命の時、民を守るため、この男が打ち出したとんでもない奇策とは?!
主人公“のぼう様”を演じるのは、狂言界の至宝にして『陰陽師』以来9年ぶりの映画主演となる野村萬斎。その他に榮倉奈々、佐藤浩市、成宮寛貴、山口智充、上地雄輔、山田孝之、平岳大、市村正親、鈴木保奈美、西村雅彦、平泉成、夏八木勲、中原丈雄、前田吟、中尾明慶、尾野真千子、芦田愛菜の豪華キャスト陣が、両軍の痛快で愛すべきキャラクターを演じ、喜怒哀楽に溢れた濃密な人間ドラマを繰り広げる。
脚本は、脚本家の登竜門と言われる城戸賞を03年に受賞した和田竜のオリジナル。その脚本をもとに自身が書き下ろした小説は、08年第139回直木賞にノミネート、09年本屋大賞2位を受賞。歴史小説ファンに加え、若年層・女性層の幅広い支持を集め、累計175万部を突破し、部数を伸ばし続ける大ベストセラー。日本映画の歴史を塗り替える壮大なスケールで描かれる大規模な合戦や、圧倒的勢力の豊臣軍が田舎城を相手に仕掛ける驚天動地の“水攻め”戦術、そして両軍の愛すべきキャラクターたちが織りなす濃密な人間ドラマなど見所満載の本作の映画化に挑むのは、日本を代表する犬童一心×樋口真嗣の二大監督。この奇跡のタッグで、誰も見たことのない、興奮と感動のスペクタクル・エンタテイメント超大作を生み出す!
勝てるのか? 天下を敵に回して
あの豊臣秀吉、石田三成が、歴史上、唯一攻略できなかった城があった!
本能寺の変から8年、1590年。戦国末期。天下統一を目前に控えた豊臣秀吉は、関東の雄・北条家に大軍を投じた。そのなかで最後まで落ちなかった支城があった。武州・忍城(おし・じょう)。周囲を湖で囲まれた「浮き城」の異名をもつ難攻不落の城である。城代は、成田長親といい、領民からでくのぼうを揶揄した「のぼう様」と呼ばれても意に介さず、将に求められる智も仁も勇もない、文字通りでくのぼうのような男。外見からはおおよそ窺い知れない誇りを持ち、底知れないスケールの大きさで、人心を掌握していた。2万の軍勢を従えた石田三成は忍城を包囲する。総大将たる「のぼう様」長親には、物量にものを言わせ問答無用の戦略をとる三成軍20,000もの大軍を前に、領民も一体となった<忍城>の猛者たちは一歩もひかず迎え撃とうとしていた。その数わずか500騎! この絶体絶命の状況下、一丸となって立ち向かうのぼう軍に対し、石田三成は、秀吉が得意とする“水攻め”という驚天動地の戦術を発令! その勝敗が誰の目にも明らかに見えたとき・・・・・・戦は、意外な進展を見せていく――
11月2日(金)全国超拡大ロードショー
歴史スペクタクル『のぼうの城』が大ヒット公開中だ。豊臣秀吉が唯一落とせなかった城を描いた和田竜のベストセラー小説を映画化した作品である。
豊臣秀吉に屈しなかった城『のぼうの城』をより深く楽しんでもらうための戦国時代特集。ジャパンプレミアのレポートなど。