Notting Hill
1999年/イギリス=アメリカ/123分
出演:ヒュー・グラント ジュリア・ロバーツ リス・エヴァンス
監督:ロジャー・ミッシェル
偏差値:56.4 レビューを書く
冴えない男でも幸福になれるんだよ [95点] [参考:2]
ジュリア・ロバーツの映画では1番好きな作品であり、ラブコメでも好きな作品の1つである。
ジュリア・ロバーツだとそりゃ「プリティ・ウーマン」だろと言う人も多いと思うが、私は誰が何と言ってもこの作品が好きなのである。
カッコよすぎるリチャード・ギアよりも気が弱くて冴えない男ウィリアム役のヒュー・グラントの方が身近に思えて共感できるからである。
ウィリアムと同居している悪友スパイク(リス・エヴァンス)の突拍子もない行動が常に笑わせてくれるのもいい。
またウィリアムを優しくそして時には厳しく見守る友人や妹たちの温かさに観ているこちらの気持ちも温かくなる。
そして何よりも私生活そのままのような人気女優アナ・スコット役のジュリア・ロバーツが、全く住む世界の違う男性に心を惹かれていく姿が実に可愛いのである。
もちろん2人の恋はすんなりと進行して行く訳ではなく、その立場の違いからくる誤解やライバルの出現などいろいろな障害が次々と起こっていく。
だがウィリアムを応援するみんなの力で物語は嬉しい結末に向かって進んで行き、ラストシーンはいつ観てもホロリとさせられる。
今でも年に数回はDVDで鑑賞するが、何度観ても飽きることのがなく、結末がわかってはいても途中でハラハラしつつ安心して観ることができる作品である。
またエルヴィス・コステロの主題歌「She」はいつ聞いてもいい歌であり、もちろん私の携帯電話の着メロにもちゃんと入っている。
2009/04/22 00:18 (2009/11/07 06:14修正)