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51(ウーイー) 世界で一番小さく生まれたパンダ

2012/日本/スターサンズ/80分
監督:塩浜雅之
ナレーション:長谷川潤、徳山宰極
題字:金澤翔子
http://www.panda51.jp/

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2006年、体重わずか51グラムの超未熟児で生まれたウーイー(中国語でウー=5,イー=1の意)。通常の赤ちゃんの3分の1しか無いその姿は、動いているのが不思議な位のか弱さです。飼育員達はなんとかウーイーの命をつなぐべく奔走します。また成都パンダ研究基地で記録された膨大な映像資料の中には、私たちが知らないパンダの生態や、現代人が抱えている“愛情の欠如”の問題にも通じるお母さんパンダの苦しみや、逆に大家族で子供の成長を見守っていく事の素晴らしさも発見する事が出来ます。パンダの世界にも「想像妊娠」や「育児拒否」「代理母」と同じような事があるのです。本作はウーイーの成長記と選りすぐりの可愛いコパンダの姿を縦糸、そして明らかにされる自然界の厳しい掟や母と子の切ない絆を横糸に、私たちが初めて見るパンダの世界を感動的に織り上げます。監督は本作が長編初監督作となる塩浜雅之。録音出身ならではの誰も聞いたことも無いパンダの鳴き声やため息さえも聞こえてくるような驚きの映像を見せてくれます。またナレーター初挑戦の長谷川潤が柔らかく温かい雰囲気を作品に加え、今最も注目を集める新進気鋭の書道家、金澤翔子が題字を書き上げ、テーマ曲「翼をください」でミゲル君が明日への希望を歌い上げます。人と人とのつながりの大切さにあらためて想いを馳せている今の日本だからこそ、知られざるパンダのエピソードや秘密、そして何百万年と生き続けて来たパンダの愛情と絆が、心を強く揺さぶります。

2/11(土)より、ユナイテッド・シネマ、新宿武蔵野館他にて全国ロードショー!