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2011/アメリカ/東宝東和
出演:テイラー・キッチュ リーアム・ニーソン 浅野忠信 リアーナ 
監督:ピーター・バーグ
http://battleship-movie.jp

偏差値:61.0 レビューを書く

暴風雨 [95点]

暴風の中開催されたワールドプレミアで鑑賞。
【イベント】
レッド・カーペットイベントが行われ、ステージ向かって左側スクリーンにその模様が映されていた。

登壇ゲストは主演のテイラー・キッチュ、浅野忠信、ブルックリン・デッカー、アレクサンダー・スカルスガルド、元米陸軍大佐のグレゴリー・D・ガドソンとピーター・バーグ監督。
いつまでたってもお目当てのリアーナが現われない。
来ないのかと思ったけど殿に登場した。

インタビューはワンパターン。
「今の気持ちは?」
⇒exciting nervous (みんな同じような答えでつまらん。)
「メッセージを」
⇒初めて日本に来てうれしい。すごい映画だから楽しんで。

大きく省略すると上記のような感じ。(笑)
これなら通訳は不要である。

レッド・カーペットイベントは小一時間行われた。
舞台挨拶が始まったのは19:10。

舞台挨拶の前に、ユニバーサル映画の100年の歴史のダイジェストが3分の映像に凝縮されて上映された。
昔の映画はわからなかったけど、最近の映画はわかった。

で、ようやく舞台挨拶に入った。
キャストの挨拶はひとことずつしかない。(笑)
質問もレッド・カーペットの時とにたりよったり。

リアーナは、“私の役は男勝りの兵士役で大活躍するから楽しんで”
のようなことを言っていた。

彼女がステージに登場すると左サイドから大歓声が沸いた。
すべて女子のリアーナ!という金切り声。
彼女のファンが女子中心なのがよ~くわかった。

日本だから最後の締めの挨拶は浅野忠信がやった。

【映画の感想】
映画はなかなか良かった。

ディズニー “ジョン・カーター” VS.ユニバーサル “バトルシップ” の対決は

バトルシップの圧勝!!

主演はテイラー・キッチュで同じなのに断然こっちの方が面白かった。

ストーリーは王道で、語るほどのことはない。

① 主役いわゆる正義の味方の登場
② 敵役エイリアンのバトルシップの登場
③ 敵と味方の闘争に突入
④ 困難を極めるも最後は味方の大勝利!

「トランスフォーマー」の製作会社ハスブロの作品とのこと。
トランスフォーマーよりこちらの方が良かった。
それは何故かというと

敵はエイリアンで明確

だからです。
トランスフォーマーは敵も味方もロボットで区別がつかないんだもの。
それじゃあダメだ。

ディズニーのジョン・カーターより面白かったのも、敵・味方の構図が明確な点が大きい。
ジョン・カーターは、マタイ・シャンというわけのわからない存在が戦いを不明確にして焦点をぼやけさせた。

もちろんこの映画も突っ込みどころはたくさんあります。
一番笑ったのは、無敵の回転球体の最後です。
全てのモノを破壊し続ける回転球体。
これが最後にあっさりと葬り去られてしまう。
他にも細かくみると変なのはたくさんあると思います。
が、例によって笑って許しましょう。

最後に、テイラー・キッチュですが海軍士官は似合ってません。(笑)
髪の毛切って出てきたあと、しばらく彼を認識できませんでした。
ジョン・カーターの方が似合っていて、その点だけはジョン・カーターに軍配を挙げます。
いずれにせよ、映画館の大画面で観ないとダメな映画であることは確かです。

2013/04/06 07:46

まっつぁんこ

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