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2011/アメリカ/東宝東和
出演:テイラー・キッチュ リーアム・ニーソン 浅野忠信 リアーナ 
監督:ピーター・バーグ
http://battleship-movie.jp

偏差値:61.0 レビューを書く

チキン・ブリトー [99点] [参考:1]

このレビューはネタバレを含みます

2012年に僕が見た中で一番面白かった映画は『バトルシップ』なんだけど、アカデミー賞の候補になってないのは納得がいかん! ん、誰だい、そこで笑ってるのは。

『バトルシップ』、ラジー賞にノミネートされちゃってるし。トホホ。ダメっすかねぇ? 僕って鑑賞眼ないのかなぁ?

ご都合主義で、突っ込みどころ満載だけど、勢いで見せちゃったところには映画のパワーってものを教えてもらったし、あれだけ豪快な映画は滅多にないと思う。最初のチキン・ブリトーのギャグなんて面白すぎるし。

それに僕はワールドプレミアでリアーナと一緒に見ているので、ファンたちと皆で映画を見ながら笑ったり力んだり、あんなに楽しい経験はなかった。映画ってこんなにも楽しいのかって思った。直感で見て良いなって思える映画だと思う。深く考えちゃダメ。

戦艦とエイリアンの戦いなんてもうしびれる! 日本で言えば三笠が出てくるようなもの。こういう愛国心にしびれる。

僕が最も感動したのは、何か不思議な力を得るのではなく、軍隊の力だけで勝利したことである。スーパーマンも登場しないし、敵の宇宙船を乗っ取るわけでもない。堂々たる勝利である。日露戦争でロシアのバルチック艦隊を相手に日本の艦隊が大勝利をしたような、そんな気持ちよさがあった。

もうエイリアンの倒し方がどれも豪快で最高。一匹のエイリアン相手に砲台で倒すなんて、あまりにも豪快すぎだろ。

それと、足が悪い人が、宇宙人をぶん殴るところ。あそこがもう気持ちがいい。ワールドプレミアのばかでかいスクリーンで見たときには思わず拳に力が入ったもんだ。やったぁ!ってね。

駆逐艦が沈没するシーンはワンカット長回しで見せてて、かなりすごいと思うんだけど、なんでアカデミー賞では視覚効果賞にノミネートされてないんだ!?

最低だと思ったのは、エンドロールの後。エンドロールの後は点数の採点基準には考えないようにしているけど、それにしてもあのラストのギャグ落ちにはムカついた。ユニバーサル100周年記念作品なんだから、もっと気持ちよくスカッと終わりたかったのに。あのギャグのラストがあるからかなり作品の品格を落としている。それ以外は僕の期待以上の素晴らしい興奮だった。東京がちょうど大嵐の中、傘もぶっ壊れながらも、それでもこのワールドプレミアに参加できたことは、僕のこの年一番の思い出になった。

2013/02/27 01:08

シネマガ管理人

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