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The Iron Giant
1999/アメリカ/ワーナー
出演:ジェニファー・アニストン ハリー・コニックJr. ヴィン・ディーゼル クリストファー・マクドナルド ジョン・マホーニー 
監督:ブラッド・バード

偏差値:63.3 レビューを書く

ロボット万歳! [91点] [参考:1]

このレビューはネタバレを含みます

1957年のアメリカの小さな港町ロックウェル。
少年ホーガースは、森の中で宇宙から飛来した巨大な鉄ロボット=アイアンジャイアントを助けたことで2人は仲良しになる。
だが、冷戦下、他国への警戒を強める政府の捜査官ケントにより、その存在を暴かれたジャイアントは、軍隊に攻撃されてしまう‥といったシンプルなストーリー。

絵はアメリカのアニメって感じなんだけど、なぜかロボットは日本のアニメというか、私が子供の頃よく見てたような雰囲気があって違和感がなかった(鉄人28号とかアニメじゃないけどジャイアント・ロボとか‥)

このロボットは突然地球に落ちてくる。
それもどこから来たのかも、彼がなんで1人(1体)だけ落ちてきたのかもわからない。
本当に体は巨体だけど無垢な赤ちゃんて感じ。
少年がロボットに言葉を教えるんだけど、真似して覚えていくのよね。
一緒に水浴びしたり、ロボットの食料は鉄クズなんだけど、人間みたいにおいしそうにガツガツ食べる。
で、失敗するとシュンとしょげかえるし、とっても人間味あふれててそこが凄くよかった。
顔もスマイルが可愛いのよ。
それにスーパーマンになりたいロボットっていうのがなんとも良いでないの!ロボットだって夢もったっていいよね。

それに比べて、この映画唯一の悪人役=政府の捜査官ケントはほんとうに狂信的といっていいほど、超がつくくらい恥ずかしい人間だ。こいつはロボットをイコール“悪”と信じて疑わず、とにかく抹殺することだけしか頭にない異常な執着ぶり。やることなすこと凄く汚い。あきれてものもいえんわって感じ。ちょっと「ダイ・ハード」のあのピューリッツアー賞を狙ってたアホバカのTVレポーターを思い出した。(あいつをモデルにしてるのでは?)

逆に少年のホーガースはとっても子供なのに、冷静で頭がいい。
そして勇気もある。
自分に異様につきまとうケントをパフェの中に下痢チョコ入れて逃げ出すところなんて子供らしいイタズラでとっても愉快だった。

この作品を見た後、サイトを見たら凄いのね!子供より大人が感激して「泣けた~!感動~!」みたいな大絶賛の嵐!
当のアメリカではコケタらしいけど作品としては評価が高い。
う~ん、確かに大人の方がこの作品の良さが更にわかるのかもしれない。
子供にははどうだろう?
ちょっと地味かもしれない。
でも私はこのシンプルな作風が気に入った。

キッズビデオでは「トイストーリー」「風のナウシカ」同様の最高点!私のベスト3に入っちゃった!

2009/06/16 22:13

ちりつも

参考になりましたか?

アイアン・ジャイアントいい映画ですね。
僕は劇場で観てパンフレットを買いましたが、このパンフレットがちょっと変わってて絵本のような形をしています。
DVDは今は1000円くらいで販売されていますが当時は今のように安くなる前で4000円近かったのですがそれでもいい映画だったので手元に置いておきたくて無理して買ってしまいました(^^;
久しぶりにアイアン・ジャイアントを観てみたくなりました。

kira (09/09/02 20:53)

kiraさん、こんばんは。コメント頂いてたのですね。
今、気づきました。
Kiraさんは映画館で見たんですね。
絵本のようなパンフレットいいですね。
ほんと、昔はDVD高かった。今は手ごろになりました。
高くても良かった映画は手元においていつも見たくなる気持わかります。
「アイアン・ジャイアント」本当にいい映画ですよね。(*^_^*)

ちりつも (09/09/09 21:05)

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