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ジュリエットからの手紙

Letters To Juliet
2010/アメリカ/105分
出演:アマンダ・セイフライド ヴァネッサ・レッドグレーヴ ガエル・ガルシア・ベルナル クリストファー・イーガン フランコ・ネロ 
監督:ゲイリー・ウィニック

(データベース登録者:まっつぁんこ

偏差値:61.9 レビューを書く

気の利いたラブストーリー [90点] [参考:1]

※ネタバレを含むレビューです。
みるからにおっさんは試写会当り難そうな作品。
自分の名前での応募は全て外れ、娘の名前で応募したのが当った。(笑)
若者、女性優先なのはマーケティングとして全く正しい。
でも、試写会に来ているのは年配者が圧倒的に多いのは何故?

さて、この作品ですが・・・若者よりはむしろ年配者におすすめ。
それから、男女問わず、どちらでもいけるでしょう。

気の利いたラブストーリーでVery Good!

こんな良い作品を作ったゲイリー・ウィニック監督は脳腫瘍で亡くなってしまった。
とても残念。

色々良いところがあったけどまず一点目。

①ヴェローナのジュリエットの家
この設定が魅力的であります。
クレアが50年前にジュリエット宛てに出した手紙。
煉瓦の奥からタイムマシーンに乗って(笑)この手紙が出てくるという発端が秀逸。
わくわくする展開ではありませんか?

②ロレンツォ・バルトリーニを探してイタリアの旅
ヴェローナの街が美しいのはいうまでもありません。
ソフィー、クレア、チャーリーの3人で巡るイタリアの旅。
どこに行っても風景が抜群に美しい。
出てくるイタリアおやじがラテン系で楽しい。
カフェーでレストランで、皆が人生楽しんでる。
ほんとにいいなあと思いました。

③そして、その結末は?
キャストみるとわかる通り、ロレンツォ・バルトリーニ役はフランコ・ネロ。
観たときは、こりゃまた渋いおやじが出てきたなと思っただけ。
実はヴァネッサ・レッドグレーヴの現旦那なんですね。
二人の間には1969年に生まれた息子がひとり。
それなのに結婚したのは2006年。
実生活を地でいったようなストーリー。
キャストにもひねりが利いていてこれまた面白い。

④ガエル・ガルシア・ベルナル
この映画で彼が演じたのはソフィーの婚約者ヴィクター。
料理に夢中でイタリア来てもソフィーそっちのけでワインやトリュフ探し。
彼は何にも悪くない。
ソフィーを愛しているのも間違いない。
それでも、うまくいかなくなることってあるんですよね。
そんなことを上手に演技していたと思います。

⑤テイラー・スイフトのラブストーリー
この場面と音楽は映画館で確認して下さい。
笑えて泣けて結構忙しい作品かもしれません。

ということで、かなりのおすすめ作です。

2011/05/01 11:02

まっつぁんこ

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コメント2件

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