Transformers
2007/アメリカ/UIP/144分
出演:シャイア・ラブーフ ミーガン・フォックス ジョン・ヴォイト ジョシュ・デュアメル ジョン・タトゥーロ ピーター・カレン ヒューゴ・ウィーヴィング
監督:マイケル・ベイ
偏差値:56.5 レビューを書く
映像は凄いのだけれど [70点]
ロボットものだと世代的にはマジンガーZか合体するのだとコンバトラーV等々に馴染みがあるので、トランスフォーマー?という気持ちで映画を観たが、最新のCGを駆使した映像は凄いの一言につきる。
あれよあれよという間に自動車やトレーラー、敵方だとヘリコプターに戦闘機に戦車までもが、巨大ロボットに変身する。
いやこの場合は巨大ロボットが金属生命体なので自動車などに擬態していると言った方が正しいのかも知れない。
目を見張るばかりのトランスフォームではあるが、昔のロボットアニメを見慣れているとあまりの変身の速さについていけないこともしばしばあった。
できればもっとじっくりとトランスフォームするところを描いてほしい気がするのだが、それでは映画のテンポが失われるか。
変身場面や戦闘場面とは180度変わったような主人公の両親のノーテンキぶりが、映画に緩急をつけるというよりも出来の悪いコメディが間に挟まっているように感じた。
それにも増して謎の政府機関「セクター7」のおっちゃんの融通のなさがうっとおしく感じていたら、一緒に観ていたカミさんが一言「いらつく」(笑)
う~んその気持ちはよく分かる。確かにわざとやっているとしか思えない融通のなさである。
『トランスフォーマー』自体は子供向け玩具を映画化したものだから、ファミリー向けにコミカルな場面を入れるのはいいとしても、ド派手な本編とコミカルな息抜き部分が上手く噛み合っていないような気がするのだ。
それにコミカルな内容と言っても両親の言葉には下ネタ的なものもあり、これを子供が観たらどう思うのだろうと考えてしまった。
コミカルな部分を排除して金属生命体同士の戦いとそれに巻き込まれた人間の同盟と反撃をシリアスに描いた方がより面白かったと思うのだが、やはり元ネタが玩具で、ファミリー層の観客を動員するためにはそれは無理な注文なのだろうか。
2009/07/04 07:02
kira
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