10,000 B.C.
2008/日本/ワーナー
出演:スティーヴン・ストレイト カミーラ・ベル クリフ・カーティス
監督:ローランド・エメリッヒ
偏差値:47.4 レビューを書く
今も昔も大差のない世界 [70点] [参考:1]
紀元前1万年だから今から1万2千年前が舞台のはずなのにあまり時の隔たりを感じない作品である。
確かにサーベルタイガーやマンモスそれに巨大な肉食の怪鳥(ジアトリマ?)など遥か昔に絶滅した野獣が出てくるあたりは紀元前1万年であるが、それ以外の人間ドラマの部分からは紀元前1万年を体感できなかった。
時代はいつでもよかったように思えるし、いっそ別の惑星の話にしてもよかったような気もするのだが、そうすると「300」や「バトルフィールド・アース」みたいな作品になるため、あえてローランド・エメリッヒ監督は紀元前1万年にこだわったのだろうか。
「アポカリプト」によく似ているとの批評もあるので近々見比べてみたいと思っている。
それにしても「スターゲイト」や「インデペンデンス・デイ」に「デイ・アフター・トゥモロー」と私のツボにはまりワクワクさせてくれたローランド・エメリッヒ監督の本作からはワクワク感が得られなかったのが何とも残念である。次回作の「2012」に期待したい。
オマケ
「GODZILLA」も嫌いな作品ではありませんが、アメリカじゃゴジラと名付けましたが日本の学者は認めていません(笑)
2008/12/08 22:34