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手塚治虫のブッダ 赤い砂漠よ!美しく

2011/日本/東映、ワーナー・ブラザース映画
出演:吉永小百合 堺雅人 観世清和 吉岡秀隆 折笠愛 竹内順子 玄田哲章 水樹奈々 櫻井孝宏 観世三郎太 黒谷友香 
監督:森下孝三
原作:手塚治虫
脚本:吉田玲子
演出:古賀豪
音楽:大島ミチル
歴史アドバイザー:ひろさちや
キャラクターデザイン・総作画監督:真庭秀明
美術監督:行信三
イメージアート:岡野玲子
http://www.buddha-movie.jp

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没後20年を経てもなお、世界中から愛され続ける日本の至宝、手塚治虫。
彼の最高傑作と称えられ、コミック界のアカデミー賞と呼ばれる
アイズナー賞最優秀国際作品部門を2度にわたって受賞した「ブッダ」。

手塚自身のキャリアで最長となる10年もの歳月を費やし、まさに人生を賭けて挑んだこの作品は、ブッダの生涯を説話に基づいてなぞったものではなく、独自のドラマを構築し、圧倒的なエンタテインメントとして、長く読み継がれてきました。

そしてこの度、遂に発行部数2000万部を誇る大ベストセラーにして、
20世紀最大のコミックが、『手塚治虫のブッダ -赤い砂漠よ!美しく-』として5月28日(土)より公開となる。

[story]

2500年前、インド。王国間の争いが絶えないこの地に、世界の王になると予言されたシャカ国の王子・シッダールタが誕生する。
思春期を迎えたシッダールタは、盗賊の少女ミゲーラらの身分の低い人々と心を通わせ、厳しい階級社会に疑問を抱くようになる。
やがて強大なコーサラ国がシャカ国に攻め入り、激しい戦争が始まった。

コーサラ国軍の指揮をとるのは、将軍の息子にして国一番の勇者チャプラ。
奴隷の生まれを隠し、将軍の命を助けてのし上がった男だ。
最下層の身分から立身出世しようともがくチャプラと、家族、身分、富、すべてを捨てて、成すべき道を求めるシッダールタ。

二つの正反対の魂が戦場で交錯し、互いの運命が変わろうとしていた。
人はなぜ生きるのか、なぜ苦しまなければならないのか
―壮大な<いのちのドラマ>が始まる―!