Despicable Me
2010/アメリカ/東宝東和/88分
出演:スティーヴ・カレル クリステン・ウィグ ジェイソン・シーゲル ラッセル・ブランド ジュリー・アンドリュース ミランダ・コスグローヴ
監督:クリス・ルノー、ピアー・コフィン、セルジオ・パブロス
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きもかわいいキャラクター [79点]
「きもかわいい」という言葉があるが、これはそれを狙った作品に違いない。こういうキャラクター、好きだなあ。憎たらしいキャラクターがいっぱいでてくるけど、この憎たらしさがみるみる可愛く見えてくる。ギャグもちょっとシュールで、こういうシュールな笑いがわかる人なら十分に見る価値はあるかと。
それと、もうひとつは3D映画を楽しむことが第一目標として作られていること。ジェットコースターのシーンでは、あのふわっと浮く感じを映画を見ながら体感することができる。ロバート・ゼメキスの「ポーラー・エクスプレス」や「クリスマス・キャロル」同様、3Dで見なくちゃ何か損した気になってしまう映画だ。
ストーリーはチャップリンの『キッド』の焼き直しですな。だんだん情が移って本当の娘のように思うわけで、ちょっぴり胸キュンした。僕は字幕で見たが、吹き替えでは笑福亭鶴瓶らしい。似合う気がした。
レイナード・スキナード、ビー・ジーズなど、音楽のセンスもピカイチ。ミュージカルアニメとしても見ごたえがある。ジュリー・アンドリュースも出てるしね。
2011/03/26 22:30