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おにいちゃんのハナビ

2010/日本/ゴー・シネマ/119分
出演:高良健吾 谷村美月 宮崎美子 大杉漣 早織 尾上寛之 岡本玲 佐藤隆太 佐々木蔵之介 塩見三省 
監督:国本雅広
脚本:西田征史
主題歌:藤井フミヤ
http://hanabi-ani.jp

偏差値:61.0 レビューを書く 読者レビュー(9)

新潟県小千谷市片貝町。病弱な華(はな/16歳)の療養のため、須藤一家は5年前に東京からこの地へ引っ越してきた。毎年、世界一の花火が打ち上げられる《片貝花火まつり》の日、急性白血病による半年間の入院生活を終えた華は、兄・太郎(たろう/19歳)が自室に引きこもっていることを告げられる。その夜、翌年の花火を盛り上げようと気勢をあげる成人会の若者たちに遭遇した華は、太郎をその成人会に参加させようと企む。華は嫌がる太郎を無理やり連れ出し成人会の集会所に連れて行くが、地元育ちでない太郎は入会を断られてしまう。成人会への参加を断られたものの、華の思いに徐々に心を開いてきた太郎は新聞配達をはじめ、新しい生活をスタートさせる。しかし間もなく華の白血病は以前より悪化し、入院生活が再び始まった。

イントロダクション
本作は、年一回打ち上げられる花火に想いを託す雪国の小さな町に生きた一人の少女と、彼女の未来を花火に願った兄との、真実を基に作られた物語で、余命僅かな妹から生きる勇気をもらい、引きこもりから再生する兄と家族の絆が描かれています。撮影時には白血病と闘う妹役の谷村美月が役作りの為、実際に頭髪を丸刈りにして現場に臨んだことでも話題になりました。
また主題歌には、藤井フミヤ書き下ろしの最新曲「今、君に言っておこう」が決定。 詞曲共に自身が手掛けるのは2007年以来実に3年ぶりで、映画関連の楽曲としても、2007年日本公開の『夏物語』日本版エンディングテーマでの「大切な人へ」が起用されて以来となります。実生活でも一男一女の父親である藤井さんが本作に感銘を受け、号泣必須の書き下ろし曲を提供しました。

9月25日(土)より有楽町スバル座ほか全国ロードショー
【9月1日(土)より 新潟先行上映決定!!】

『おにいちゃんのハナビ』高良健吾のイメージとは?

『おにいちゃんのハナビ』高良健吾のイメージとは?

2010年9月25日(土)、有楽町にて、『おにいちゃんのハナビ』の初日舞台挨拶が行われ、キャストの高良健吾、谷村美月、宮崎美子、大杉漣、監督の国本雅広、主題歌の藤井フミヤが登壇した。