ブライト・スター ~いちばん美しい恋の詩(うた)~
Bright Star
2009/イギリス・オーストラリア/フェイス・トゥ・フェイス/119分
出演:アビー・コーニッシュ ベン・ウィショー ポール・シュナイダー ケリー・フォックス
監督:ジェーン・カンピオン
http://www.brightstar-movie.jp/
2009年 カンヌ国際映画祭コンペティション部門出品
2010年 アカデミー賞衣裳デザイン賞ノミネート
1818年、結核を患う弟トムの看病をしながら、詩人として活躍するジョン・キーツ(ベン・ウィショー)は貧しさのため、ロンドン郊外のハムステッドにある親友のチャールズ・ブラウン(ポール・シュナイダー)の家に住むことになった。ブラウンは毎夏、旅をする間、親しくしている隣人のブローン家に家を貸していたが、ブローン家の長女ファニー(アビー・コーニッシュ)とブラウンは犬猿の仲で、顔を合わせるたびにいがみ合いになってしまう。ブラウンとは対照的に、落ち着いた仕草と優しい眼差で笑うキーツが気になるファニー、そして刺繍やダンスが大好きな活発で聡明なファニーにキーツもまた惹かれていた。
そんなある日、キーツの弟トムが亡くなり、心沈むキーツを気遣うファニー。トムのために、夜通しかけて刺繍を施した枕カバーを、涙を浮かべながら差し出すファニーを見て、キーツは心動かされる。
出版された「エンディミオン」が酷評されるが、ファニーはキーツの詩に感動し、作品をより深く理解するため、キーツから詩のレッスンを受け始める。だが誰よりもキーツの才能を認め、彼の成功を祈る親友のブラウンは、ファニーのことを仕事の邪魔をするきまぐれな女だとキーツに忠告する。そしてブラウンが町を離れるようキーツにアドバイスし、数週間町を離れている間に、ブラウンがファニーへヴァレンタインカードを送ったことでキーツは激怒する。同時にファニーへの気持ちも打ち明け、そして二人はより一層惹かれ合っていく。
6月5日(土)、Bunkamuraル・シネマ、銀座テアトルシネマ、新宿武蔵野館他にてロードショー