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東京島

2010/日本/ギャガ/129分
出演:木村多江 窪塚洋介 福士誠治 柄本佑 木村了 染谷将太 
監督:篠崎誠
脚本:相沢友子
原作者:桐野夏生
http://tokyo-jima.gaga.ne.jp/

偏差値:55.6 レビューを書く 読者レビュー(2)

あなたなら、どうする?
助けの来ない無人島に、男23人と、たったひとりの女。



東京島、そこは現代社会の縮図。
“ココロ”も“カラダ”も解放される、サバイバル・エンタテインメント、上陸!

原作は、谷崎潤一郎賞を受賞しベストセラーを記録した桐野夏生の小説「東京島」。極限状態の人間のダークな欲望を描き切った原作を、本作では生への希望に満ちたエンタテインメント作品に仕上げた。逆ハーレム状態の島の主人公、タフで潔い清子を演じるのは、『ぐるりのこと。』で日本アカデミー賞最優秀主演女優賞を受賞した木村多江。そして、清子の “天敵”ワタナベ役には窪塚洋介。3番目の夫GM役を福士誠治が演じ、さらには柄本佑、木村了、染谷将太など注目の若手俳優が多数出演。また、本作では、エルメスが特別協力として『東京島』スペシャルカラーの<カレ>を含む、多数のスカーフを衣裳提供。主人公の清子の無人島における“相棒”役として、映画本編に彩りを与える。
“閉じた時代”を生き抜く現代人に、清子の台詞を贈りたい—。
「何がハッピーエンドかは、自分で決めるわ」


<STORY>

私は生きる。男たちはどうする。
夫婦ふたり旅の途中で嵐に遭い、清子と隆は太平洋に浮かぶ無人島に漂着する。意外にもサバイバル能力を発揮する清子に対し、夫の隆は日に日に衰弱していく。ある日、16人の若いフリーターの男たちが漂着。さらには、密航に失敗した6人の中国人も加わり、若い男23人と、女は清子ただ一人という、奇妙な共同生活が始まった。
やがて隆が謎の死を遂げ、清子は島でただひとりの女性として女王のように君臨し始める。しかし、楽園のような暮らしも長くは続かず、少しずつ島のバランスが崩れ始める。争いを避け、ルールをつくり島に安住しようとする日本の男たち。脱出計画を立てながらも生存能力を発揮する中国人。相容れない2つのグループの間を渡り歩き、何があろうと脱出しようと決意する清子。
果たして、この<東京島>で、一体何が起こるのか?

8月28日(土) シネスイッチ銀座ほか全国ロードショー

木村多江『東京島』の撮影の過酷さを振り返る

木村多江『東京島』の撮影の過酷さを振り返る

2010年8月28日(土)、新宿にて、『東京島』が公開初日を迎え、木村多江、窪塚洋介、福士誠治、篠崎誠監督が、舞台挨拶に立った。