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Life As A House
2001/アメリカ/125分
出演:ケヴィン・クライン クリスティン・スコット・トーマス ヘイデン・クリステンセン 
監督:アーウィン・ウィンクラー

(データベース登録者:moonstone

偏差値:62.0 レビューを書く

ほんわかする映画 [90点]

このレビューはネタバレを含みます

ケヴィン・クライン演じるジョージがガンで思いがけず余命宣告され、離婚後離れて暮らしていた息子サムとの関係を修復するために、ひと夏かけて一緒に家を建てるというストーリー。

当時10代のヘイデン・クリステンセンの演技がすごく自然でした。
彼はこの作品でゴールデン・グローブ賞を受賞して、それが「スターウォーズ」抜擢へとつながっていったそうです。

自分自身にいらだつかのような荒れた姿、長年ほうっておかれた父親に怒りをぶつける様子、両親がダンスする姿を見つめる複雑な表情、父親がまもなく死ぬとわかった時の悲しみより怒りが先に立つ感情、父親に愛されてたと気づいて不良から健康的な青年に変わっていく姿・・・・。

どれも演技と思えないくらいいいです。

ジョージにとっては家そのものより、サムと一緒に家を建てるという行為がいちばん重要だったのでしょうね。

難しい少年のサムに正面から向き合うジョージがかっこよかった。

ジョージは建築士だからどんな家でも建てられたのでしょうけど、あの家が好きで建て替えずにいたのでしょうね。
設備は完璧とはいえないけど、ほんとに海のすぐそばで自然のただなかにある感じのする家。
”Life As A House”という原題のとおり、ジョージにとって家は人生そのものだったと思います。

2010/04/20 22:37

moonstone

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