4匹の蝿
Quattro Mosche Di Velluto Grigio
1971/イタリア/キングレコード+iae/101分
出演:マイケル・ブランドン ミムジー・ファーマー ジャン・ピエール・マリエール フランシーヌ・ラセット
監督:ダリオ・アルジェント
脚本:ダリオ・アルジェント
製作:サルヴァトーレ・アルジェント
原案:ルイジ・コッツィ、マリオ・フォグリエッティ
音楽:エンニオ・モリコーネ
撮影:フランコ・デ・ジャコモ
http://www.kingrecords.co.jp/4flies/
目を奪う鮮烈な色彩と独創的な映像美で華麗なる恐怖世界を創出し、多くの観客を魅了し続けるイタリアン・ホラーの巨匠、ダリオ・アルジェント。
そのフィルモグラフィのなかで唯一ソフト化されず、1973年の日本封切り以来、実に37年も封印されてきた幻の傑作『4匹の蝿』(71)の劇場リバイバル上映が遂に実現!
『歓びの毒牙』(69)『わたしは目撃者』(70)に続く、伊製ミステリー“ジャッロ”の1本で、動物(と昆虫)を謎解きに用いた通称“動物三部作”の最終作として発表された本作。
オカルト色を強めることで、恐怖映画作家として大いなる飛躍を果たした『サスペリアPART2』(75)へと続く“ミッシングリンク”としても重要な位置を占める本作。
ロックバンドの若きドラマー、ロベルト(マイケル・ブランドン)は、執拗に自分をつけ回す正体不明の中年男に悩まされていた。
深夜、薄暗い街路に立つ男を見つけた彼は激しい口論の末、相手が取り出したナイフで誤って彼を刺殺してしまう。
血に濡れたナイフを手に、呆然と立ち尽くすロベルト。
突然、2階の客席に不気味な仮面を被った人物が現れ、その惨状を写真に撮った。
一瞬の悪夢のように過ぎ去ったこの奇妙な出来事を契機に、ロベルトの周囲で不可解な事件が続発。
事件の真相に迫ろうとした人間が次々と殺害され、被害者の遺体から眼球を摘出して網膜を調べると、そこには“4匹の蝿”を思わす奇妙な黒点が浮かび上がる・・・。
姿なき殺人魔は誰なのか!?
想像を絶するショックが、37年の時を経て、今あなたを直撃する!
2010年6月19日(土)シアターN渋谷にてモーニング&レイトロードショー
大阪:第七藝術劇場、名古屋:シネマスコーレほか、全国順次公開