アイガー北壁

そんな想いをしてまで... [90点]

あんな山に、命を懸けて登りたい気持ちは名誉のためなのか、男性特有の征服欲なのか。
クライマーには「そう、そう。」と、たやすく理解出来るようですが、そんな想いをしてまで山に懸ける情熱に感服です。

マラソンランナー等スポーツ選手の、自分の極限に挑戦する気持ちに似ているのかもしれませんね。

登山家の友人は、使用している小物に至る迄、本物を使っていると感心していました。

2011/01/08 20:05

きむ

登るのも大変だけど、降りるのはもっと大変 [90点]

※ネタバレを含むレビューです。
久しぶりのシネリーブル神戸で観てきました。話題作だけに、結構いっぱい入ってたな～。相変わらず綺麗で落ち着いた映画館です。

予告編を見る限りでは、アイガー北壁初の登頂なるかがメインに感じますが本当は、山くだりの方がメインになってます。俳優たちの実際に遭難したんじゃないかと思うくらいの鬼気迫る演技に圧倒されます。演技を超えてますね、あれは。

嵐が過ぎ去った後の闇に光るアイガー北壁がとても美しかったです。そして嵐が過ぎ去って晴れたかと思ったら、猛吹雪で前が見えないくらいの天候になっちゃうんだから山って怖いですね。

山って実は降りるほうが大変なんですよね。個人的な話になっちゃいますが小学校5年生の時に「少年自然の家」っていうのがあってちょっとした岩山に登って、降りる時に一人残されて遭難しかけたことがあります。

比べるのが大変失礼なくらいの全然たいしたことない岩山ですが、初めて山に挑戦して一人残された時の恐怖は今でも忘れません。それをちょっと思い出しちゃいました。
あ、あともう一つ「まんが日本昔ばなし」で『吉作落とし』というのがあります。これも山の話なんですが、とても怖い話です。山って怖いわ。

でもアイガー北壁は山じゃないな。名前の通り壁ですね、あれは。

2010/03/29 20:17

tochiro

Amazonで＜アイガー北壁＞を検索

トラックバックはこちらのアドレスから受付しています。トラックバックについて